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スマホ/PC向け育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』に、TVアニメ『ウマ娘プリティーダービー Season2』の“とある名物コンビ”が登場しました。LINEスタンプ化もされた「どうした急に」の2人組です。
◆「どうした急に」の2人組とは?
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この2人は、レースを見ていただけの観客。言ってしまえばモブキャラクターです。しかし、唐突に始める分かりやすいレース解説、ヒール扱いのライスシャワーにも拍手を送る、ウマ娘を尊重した紳士的な態度、「天才はいるな、悔しいけど」などの特徴的なセリフから、視聴者の印象に残ることに。
そして、2人のレース解説で使われるお約束のセリフが「どうした急に」です。メガネの男性「みなみ」が唐突に「春の天皇賞は3200m、最も距離が長いGIレースだ。ステイヤーの適性が~」と話し始め、いきなりの解説にパーカーの男性「ますお」が「どうした急に」とツッコミをするというもの。
劇中では3~4回ほどあり、モブキャラの長々とした解説、そして癖のある掛け合いに、視聴者は注目することとなりました。
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また、キタサンブラック、サトノダイヤモンドとはトレセン学園入学前から交友があります。レース観戦時、たまたま近くにいたことで会話する仲に。その後もレース観戦を共にし、顔なじみのような関係となりました。
◆「アニメだけじゃない、ゲームにもいるんだ」「どうした急に」
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2人が登場したのは、サトノダイヤモンドの育成シナリオ。シニア級4月後半、親友にしてライバル・キタサンブラックと対決する「天皇賞(春)」のレース前イベントです。
前評判を語る観客Aや観客Cに混じり、外見的特徴の記された「メガネの男性」と「パーカーの男性」が登場。メガネの男性が唐突に「天皇賞(春)は3200m、GIレースで最長の距離だ。淀のカーブは高低差も大きく、持久力はもちろん、位置取りがカギとなる」と語りだせば、パーカーの男性が「どうした急に」とツッコミます。
この外見、この掛け合い、間違いなくあの2人!実はアニメで「どうした急に」が初登場したのも「天皇賞(春)」。これを覚えていたのか、「前にも、似たようなやり取りをした気がするな」「……ああ、あれだ!おなじ天皇賞(春)のメジロマックイーン対トウカイテイオー!」と、アニメ版の出来事を振り返っています。
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レース後イベントでは、キタサトコンビをよく知るがゆえか「うぅっ……よくやった2人とも……!いい走りだった……!!」と、2人の健闘を人一倍称える様子も。さらに、12月後半の「有馬記念」にも再登場。ここでも「どうした急に」の掛け合いを見せつつ、レース展開を見守ってくれました。
◆サトノダイヤモンドからもメッセージ!
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2人の存在は、サトノダイヤモンドのロビー会話でも言及。ネット記事にインタビューが掲載されており、ここでも「2人が走った中山芝2500mは小回りな上、コーナーを6回も通るトリッキーな形態。コースへの適性が非常に重要だと言っていい」「どうした急に」とお約束の掛け合いを見せています。
これを見て、サトノダイヤモンドも「あの時のお兄さんたち……?そっか……この前のレース観てくれたんだ!」と嬉しそう。その掛け合いに「相変わらずだなぁ」としつつ、当時を「いっしょに応援していた頃が懐かしい……たくさん泣いて、喜んで」と振り返っています。
どうやらアプリ版でも、この4人は仲良しの模様。アニメ版とおなじく、レース観戦を共にする仲だったようです。入学後はレースだったりトレーニングだったりで忙しいからか、交友も減ったのでしょう。
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応援する側から応援される側になったサトノダイヤモンドは、彼らの応援を受けて「私たちも、もっと感動を届けないとね。あとでキタちゃんに教えてあげよっと」と、気合を入れ直すのでした。
アニメだけでなく、アプリ版にも存在した「どうした急に」の2人組。アニメ視聴者からすれば、1周年のキタサトコンビ実装だけでも嬉しいもの。そこにあの2人組が登場とくれば、ネタを知っているだけについニヤリとしてしまいます。アニメ視聴者を喜ばせる、まさかのサプライズとなりました。