遊戯王OCG/TCGを最大限遊べるデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』にて、新イベント「シンクロ フェスティバル」が開催決定しました。EXデッキは「シンクロモンスター」のみ使用可能という、まさに“シンクロが主人公”な本イベント。
しかし、イベント専用リミットレギュレーションを見ると、元から禁止の「マジックテンペスター」や「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」「星杯の神子イヴ」を除き、1枚だけシンクロモンスターでありながら禁止となっているカードがあるのです。
◆新イベント全否定の「天刑王 ブラック・ハイランダー」とは
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それがこのカード「天刑王 ブラック・ハイランダー」。相手モンスターの装備カードを破壊できるのですが、それは本イベントにおいてオマケ。特筆すべきは「このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにシンクロ召喚できない」という無慈悲な効果です。
通常の遊戯王であれば相手がシンクロデッキとは断定できませんが、本イベントは全員がシンクロデッキ。確実にアドバンテージを取れるうえ、非常に厄介な召喚封じと来ました。本イベントで禁止になるのもやむなし。
シンクロモンスターでありながらシンクロ召喚を否定する――聞こえはいいですが、この効果のせいでシンクロ主体の「シンクロ フェスティバル」に登場できなくなるとは、ブラック・ハイランダー自身も予想外だったでしょう。
元からの禁止モンスターを除き、シンクロモンスターで唯一の禁止となったことに、ネット上でも「シンクロフェスなのに出禁になるシンクロがいるらしい」や「ブラック・ハイランダー、涙の禁止カード(当たり前)」などの反応が上がっています。
なお、専用リミットレギュレーションではこれの永続罠版といえる「不協和音」も同じく禁止に。このほかにも「妨害電波」や「軍荼利」などが禁止となっているので、4月12日のイベント開催に向けて要チェックです。