消防法遵守だけじゃない?『アリス・ギア・アイギス』のユニークすぎるユーザー配慮

まさに令和の最先端をいくシューティングゲーム!

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消防法遵守だけじゃない?『アリス・ギア・アイギス』のユニークすぎるユーザー配慮
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“消防法遵守”という未曽有のアップデートにより、大きな話題を呼んだ美少女STG『アリス・ギア・アイギス』。実は同ゲームでは、これまでにもユニークな出来事がいくつも起きていました。今回はその一端を振り返ってみましょう。

あまりにさりげない神配慮

まず「消防法遵守」というのは、6月7日のアップデートで起きた出来事。ホーム画面に表示される「成子坂製作所」のオフィスに、とある変更が加えられていました。元々、消火栓の前に机が置かれていたのですが、修正後には机が撤去されていたのです。

実は消防法施行令では、消火器具について「通行又は避難に支障がなく、かつ、使用に際して容易に持ち出すことができる箇所に設置すること」といった記載が。つまり「成子坂製作所」は消防法的に危険な状態だったため、アップデートで改善したということでしょう。

あくまでゲーム内の話なので、法的な問題はなかったはず。にもかかわらずユーザーへの影響を考慮し、 律儀な修正を加えた運営のスタンスには、絶賛の声が上がっていました。

「芋煮」をめぐる騒動

運営のスタンスについて語るなら、「芋煮」事件は外せないでしょう。それが起きたのは、2019年のこと。「AEGiS P-1GP ホクホク伝説」というイベントにて、うっかりミスが発生しました。

同イベントはアクトレスたちが、芋を具材とした出店で覇を競うものでしたが、そこで「里芋とイカの煮物」の出店が登場。看板などで「芋煮」と表記していたことで、一部のユーザーからツッコミが続出します。

「芋煮」といえば東北地方のソウルフードで、ざっくり言えば里芋などを使った汁物。しかしゲーム内では、汁物ですらなく「煮っころがし」と言うべきものが「芋煮」と表現されていました。

手痛いミスでしたが、そこから運営は神対応。山形県出身のスタッフなどに怒られたことを明かし、真摯に謝罪した後、アイテムの補填やグラフィックの修正を行っていきます。

背景の隅々までチェックしたようで、看板などの「芋煮」表記が軒並み「里芋」に。ミスをしたものの、東北出身のユーザーたちに向き合う姿勢はしっかり伝わったことでしょう。


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《サワディ大塚》

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