『Apex Legends』の世界大会「ALGS 2022 Championship」にて、“世界4位”という好成績を収めた日本代表チーム「Fnatic」。中でもYukaF選手が披露したキャラクターコントロール（キャラコン）には、国内外から称賛の声が集まっていました。
華麗なるテクニックで大活躍
YukaF選手は「Fnatic」の司令塔（IGL）を務めながら、アタッカーとしても活躍するプレイヤー。今大会のDay4「Finals」では合計15キルを獲得し、チームの躍進に貢献しました。
YukaF選手のストロングポイントといえば、巧みなキャラコン。空中を舞うようにターンするタップストレイフや、オブジェクトを利用して跳ねる壁ジャンプなどを抜群の精度で使いこなしており、国内競技シーンでも頭一つ抜けたレベルだと言われています。
「Finals」の第8試合では、「ワールズエッジ」のザ・ツリーでYukaF選手の見せ場が到来。オセアニア代表チーム「Team Burger」が他部隊からフォーカスを浴びる中、ちょうど真下に位置取りしていたYukaF選手は、キルポイントを狙っていきました。
「Team Burger」は高所に陣取っており、通常であれば襲撃しようのない位置関係です。しかしYukaF選手はまず空中でジャンプすると、タップストレイフで右に急反転。そこで木の幹を使って壁ジャンプすることで、ふわりと高所まで飛翔し、見事ピースキーパーを直撃させます。
異次元の動きに、「esports_rage」チャンネルで解説を担当していたあれるさんは「キャラコンが完璧すぎる！」と感嘆。またミラー配信を行っていた渋谷ハルさんも、「忍者やマジで…」「今のルート初めて見たわ」と呟いていました。
さらにYukaF選手のキャラコンは日本国内だけでなく、海外のトッププレイヤーにも激震を与えることに。たとえばミラー配信を行っていた人気ストリーマーのTimmyさんは、該当シーンを見届けると「誰だこのプレイヤー!?」と大興奮。
NA地域の名門チーム「NRG」のsweetdreams選手も、大会後に行った配信で「YukaFは世界一のキャラコン使いかもしれない」と称賛の言葉を贈っていました。
ちなみに、YukaF選手は現在18歳という若さ。世界に誇る“ジャパニーズ忍者”として、さらなる飛躍を期待しましょう！
