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一口にゲームを遊ぶといっても、そのスタイルは様々です。自分の閃きだけに頼る人もいれば、攻略情報を見まくる方もいます。ゲームごとにスタイルを変えて楽しむケースもあるでしょう。
筆者は、『Fate/Grand Order』(以下、FGO)を約5年ほど遊んでいますが、プレイする上で己に課しているスタイルがひとつあります。それは、課金要素に手を出さないこと──俗に言う「無課金プレイ」です。
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欲しいサーヴァントはいくらでもいますし、特にこの時期は周年記念や水着サーヴァントなどが相次いで登場します。そんな危険なひと夏を、ごく限られた聖晶石しか持たない無課金プレイヤーは果たして乗り越えられるのか。そんなリアルなガチャレポートを、この夏の展開に合わせてお届けします。
まずは、そのチョイスも大きな話題になった「アーキタイプ:アース」の獲得を目指し、挑んでみたその過程と結果をお届けします!
■まずは、手持ちの聖晶石をチェック。これで8月を乗り切らねば……!
この時期に魅力的なガチャが集中するのは、『FGO』プレイヤーの多くが知っています。筆者もこの時に向け、去年の夏以降、必死にため続けました……と言いたいところですが、狙い通りとはなかなかいきません。
まずそもそも、去年は「メリュジーヌ」に「モルガン」などの先兵がいた上に、「光のコヤンスカヤ」と「オベロン」といった強力すぎるサポーターが続々と登場。そのおかげで、当時持っていた聖晶石はほとんど吸い取られました。
そこからいざ貯めるぞと意気込んだものの、年末には「メリュジーヌ」が、そして今年の4月には「モルガン」が再度ピックアップ。どちらも宝具レベルを上げたいサーヴァントだったので、前者に77連、後者には220連をつぎ込んでしまう有様でした。
このように折々で懐にダメージを負いましたが、それでもほかのガチャは最低限に留め、「アーキタイプ:アース」のピックアップガチャまでには、聖晶石+呼符をある程度確保することに成功。周年記念のキャンペーンでもらえた分も、かなりの後押しになりました。
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その結果、まず手元にあるのが、聖晶石561個と呼符73枚。さらに、まだ変換していない聖晶片997個(聖晶石142個分と余り)がストックしてあるのと、「霊基再臨」のボーナスによる聖晶石468個、配信番組のキャンペーンによる聖晶石100個がプレゼントボックスにあります。
蓄えた分を合計すると、聖晶石換算で1490個分。これを3(ガチャ1回分)で割ると496とちょっとになり、そこへ10連ごとのボーナスを加えると、最大545連分になります。
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天井が330連分なので、一点に集中すれば★5サーヴァント1騎は確定。しかし、周年と水着サーヴァントで例年3騎の★5が新実装されますし、今年は★5の水着サーヴァントが3騎いるという話も持ち上がっています。さらに、男性陣のピックアップもあり得るので、そうした誘惑を断ち切って一点集中できるのか、非常に怪しいところです。
筆者史上最大の聖晶石を貯めつつも、今後の展開を考えると早めに引きたい「アーキタイプ:アース」チャレンジ。受けた傷は浅かったのか、それとも無念の撤退か。無課金プレイヤーがガチで挑んだ、その結果や如何に!?