2001年に「新たなロックマンシリーズ」として誕生し、TVアニメにもなるなど少年たちの心をガッチリとキャッチした『ロックマンエグゼ』シリーズ。
あれから20年の時を経て、なんと初代から『6』までの全バージョン、ナンバリング計10作品を収録した『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』が登場します。
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2023年の発売に先駆けて体験が可能な「東京ゲームショウ2022」カプコンブースから、プレイレポートをお届けします。
◆大画面でも高画質化フィルターが見事に機能
いざ初代からプレイしてみると、もちろんゲーム内容は当時と変わらないストーリーやバトルが展開されます。そんな当時のまま蘇った『エグゼ』シリーズですが、画面の粗さを軽減する「高画質化フィルター」機能によって画質は全く気になりません。
大画面のプレイでも文字が非常に読みやすいので、「レトロゲームを引っ張りだして当時のハードで強引に遊んでいる」ようなストレスは全くありませんでした。
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画面サイズを調整するためのフレームが表示されていますが、こちらはいろいろと変更可能。気に入ったものに固定するもよし、作品ごとに味変するもよしですね。
また、ゲーム内のプレイ作品を選択するホーム画面で3Dのロックマンがナビゲートしてくれます。物凄く目新しい機能ではないですが「確かにPETってこういうことだよなぁ」と、しみじみ感じてしまいますね。
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それぞれがしっかりとした長編作品なので全作品を一気に遊ぶぜ!というのは難しいかも知れませんが、各作品ごとにアートギャラリーやミュージックプレイヤーでゲーム内の思い出を振り返りまくれるので、シンプルにファンアイテムとしても魅力的なのではないでしょうか。
今回は『1』から『3 BLACK』までを体験しましたが、いずれもノスタルジーを感じつつもサクサクと楽しめてしまいました。時代を感じさせない見た目もそうですし、やはりあの頃めちゃくちゃ流行っていたゲーム性は今遊んでも面白いなと再確認。
どの作品も当然「はじめから」で遊ぶことになるので、全作品をプレイするとチュートリアルを何度もこなさなければいけないのはご愛嬌ということで。
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ゲームソフト1本で何か月も遊んでいた当時の名作が10本も入っていて、しかもオンライン対戦にも対応予定とくれば、「これ一本で少年の頃の自分は、何年遊べちゃうんだろう?」と思いを馳せずにはいられませんでした。
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』は東京ゲームショウ2022カプコンブースにて試遊可能。試遊の感想やフォトスポットの写真や動画をSNSに投稿した方を対象にノベルティの配布も予定されています。
一般公開日にはコーナー付近で「試遊整理券」を先着順で配布予定ですので、体験をご希望の方はお早めにお越しください。
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