Cygamesが手がける育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。その公式Twitterで「引退名馬の見学について」という案内が公開され、大きな注目を集めています。
本案内では「牧場見学の9箇条」と題し、無断立入禁止や関係者の指示に従うといった基本的なことから、大声やカメラのフラッシュ・自撮り棒禁止、馬に食べ物を与えてはいけないこと、馬にさわってはいけないことなどのルールが紹介されています。
特に最初の手続きとして、牧場に直接問い合わせず、まずは「競走馬のふるさと案内所」に連絡することも案内。牧場に直接問い合わせたり、訪問したりすることは“絶対におやめください”と念押ししています。
『ウマ娘』は10月11日より、北海道ひだか管内とのコラボを実施予定。各地域にて、ひだかにゆかりのある競走馬をモチーフにしたウマ娘の等身大パネルが登場します。
本コラボを目当てに訪れたユーザーが、あわせて牧場見学をするかもしれない。そんな考えから、このタイミングで案内が公開されたものと思われます。

『ウマ娘』は、実際の競走馬をモチーフにした美少女「ウマ娘」たちが、頂点を目指してレースで競い合う競馬をテーマとした作品。2021年2月にリリースされた後、一大ブームを巻き起こし、本作を通じて競馬に興味を持ったというゲーマーもたくさん生まれました。
この影響からか一時期、牧場関係者の間でルールを守らない牧場見学者に苦言を呈するツイートが投稿。『ウマ娘』ユーザーからも、「競馬ファンが増えるのは嬉しいけど、こういうことが起こるのは残念」と話題を集めていました。
今回の公式案内も、上記のような事態を起こさないための策でしょう。
公式からの案内に、Twitter上でも「公式が発信することは大変意義があると思う」や「公式が積極的に発信してくれるのはありがたい」「一コマ漫画みたいにゲームの中でも定期的に見られるようにしたらいいと思う」などの声が。投稿から約4時間で3.6万超えの「いいね」を集め、好評を得ています。
もし牧場見学を考えている人は、今回の案内に沿って準備を進めましょう。