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人気漫画「1日外出録ハンチョウ」の主人公・大槻といえば、世界をいろいろな角度から楽しむ“ツウな大人”としてお馴染み。今度はゲームの世界で楽しみを見つけたらしく、コアな名作をプレイする描写があり、ゲーマーたちを驚かせています。
◆名作ローグライクとの邂逅
同作は帝愛の地下労働施設で働く大槻班長を主人公に、気ままな1日外出ライフを描くストーリー。10月24日発売の「週刊ヤングマガジン」47号に掲載された第116話「遊浸」では、黒服・宮本の家でインディーズゲームをプレイする流れになりました。
宮本宅に到着すると、そこで『スレイ・ザ・スピリット』、略して“スレスピ”というローグライクゲームを薦められることに。インディーズゲーム好きにはピンと来るかもしれませんが、元ネタは十中八九『Slay the Spire』だと思われます。
タイトルはもちろん、ゲーム画面までインスパイアされているので一目瞭然。ゲーマーの読者たちも、「ハンチョウがSlay the Spireやっててワロタ」「まさかハンチョウにこの作品が出てくるとは…」と反応していました。
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◆ちょっとした時間つぶしのハズが…
『Slay the Spire』は通称“スレスパ”と呼ばれ、さまざまなハードで配信されているローグライクゲーム。インディーズタイトルながら、Steamのカスタマーレビューでは、10万件のレビューが集まった上で「圧倒的に好評」と評価されているほどの傑作です。
プレイヤーの間では、「毎回ダンジョンがランダムに変化する」「入手できるカードも変わる」というシステムから、悪魔的な時間の溶け方をすることでもお馴染み。案の定、大槻もドハマりしてしまったようで、1日外出の空き時間に少し触っただけで、どっぷり魅了されていきます。
地下にもぐってからも「スレスパ」ならぬ「スレスピ」のことばかり考え、チンチロをしている際にもずっと頭にBGMが流れ続ける始末…。
たんなるパロディでなく、ゲームの中毒性までしっかり表現していた「1日外出録ハンチョウ」。大槻班長に続いて沼にハマってしまわないよう、ご注意を!