「にじさんじ」と「ホロライブ」が連携―VTuberを誹謗中傷から守る共同声明を発表

両社で手を取り合い、誹謗中傷行為等の根絶に向けて邁進していくとの共同声明文を発表。

配信者 VTuber
「にじさんじ」と「ホロライブ」が連携―VTuberを誹謗中傷から守る共同声明を発表
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VTuber・バーチャルライバーグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社と、「ホロライブ」を運営するカバー株式会社は、誹謗中傷行為等に対する共同声明文を発表しました。

声明文では、「私たちは、VTuber 事業を開始して以降、多くのファンの皆様に私たちの各種コンテンツをお楽しみいただき、皆様から大変温かいご声援をいただいておりますことに、日々大きな喜びを感じております。しかし、その一方で、一部の方々による、所属バーチャルライバー/所属タレントの名誉又は信用を徒に貶め、VTuber 活動を不当に妨害する意図をもった誹謗中傷行為等が存在することも事実であり、誠に遺憾です。」と感謝を伝えながらも、誹謗中傷行為等が存在し、誠に遺憾である旨を伝えています。

「これらの誹謗中傷行為等は、インターネット掲示板やSNS等において、匿名のもと気軽に行われている現状がある中で、所属バーチャルライバー/所属タレントの心を傷つけ、その活動が困難な状態に陥らせ、ひいては彼ら/彼女らの人生をも狂わせてしまうことがございます。」と続け、「ANYCOLORとカバーの2社で手を取り合い、同対策の実行に際して、状況や事案に応じて両社で手を取り合い、誹謗中傷行為等の根絶に向けて邁進していく所存でございます。」としました。

約1ヶ月の間に、「にじさんじ」に所属している郡道美玲さんの『崩壊3rd』配信内容を歪曲しツイート拡散した女性との間で問題が起きたり、同じく「にじさんじ」所属で、2022年8月18日より誹謗中傷を巡り配信活動を無期限で休止していたアクシア・クローネさんが卒業を発表したりと、VTuber、バーチャルタレントたちの活動を阻害し、声明文の言葉を借りれば「人生を狂わせてきた」誹謗中傷問題。

そして本日、「ホロライブ」所属のラプラス・ダークネスさんが精神的不調を受け活動休止を発表した矢先の共同声明の発表。誹謗中傷行為等が断絶され、彼ら/彼女らの人生が狂わされることなく、健やかに過ごせる日々の到来を切に願います。

《sola4do》

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