※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

『ポケットモンスター』シリーズには、ピカチュウと似た特徴を持つ“でんきタイプ”のポケモンが存在します。最新作ではパモが仲間入りした…と思われていたのですが、ある理由から一部では意見が分かれているのだとか。
◆パモはピカチュウの仲間なのか
俗に「偽ピカ枠」や「ピカモドキ」などと呼ばれるポケモンの代表例は、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』に登場したプラスルとマイナン、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のパチリスなど。いずれも“でんきぶくろ”とよばれる蓄電器官が頬にあり、ピカチュウと同じようなほっぺをしています。

そして『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』より登場したパモも、同様の特徴を持つ一匹。そのため、同じ枠組みのポケモンと言っても差し支えはないはずですが…。
◆“偽ピカ”たちの意外な共通点
しかし該当のでんきタイプたちには、見た目以外にも別の共通点が。それは、種族名が英語版でも同じということ。
たとえば、プラスルとマイナンは英名がそれぞれ「Plusle」と「Minun」。パチリスも「Pachirisu」で統一されているのですが、パモは「Pawmi(パウミ)」と呼び方が大きく異なっています。ただし、『ポケットモンスターブラック・ホワイト』の「偽ピカ枠」であるエモンガも、「Emolga(エモルガ)」と微妙に異なるので例外の一つと言えそうですね。
また、他の共通点として挙げられていたのは“進化しない”ジンクスの存在。進化しないプラスルやマイナンたちとは違い、パモはパモットを経てパーモットに成長するため、「パモって偽ピカ枠なのか?」「普通の偽ピカ枠って進化しないもんなぁ…」と同じ枠組みなのか迷うトレーナーも少なくありません。

とはいえ、実際には明確な条件が存在していないので、各々のさじ加減というのが正直なところ。むしろ、パモは歴代の「偽ピカ枠」たちに“進化”という新たな可能性を示しているのかもしれません。