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1月7日・8日と、2日間にわたって開催された麻雀大会「新春!にじさんじ麻雀杯2023」。そのとある試合の中で、人気麻雀漫画「咲-Saki-」を髣髴とさせるような“異能バトル”が繰り広げられたようです。
◆まるで漫画のような超展開
同大会では、総勢73名の「にじさんじ」ライバーが麻雀ゲーム『雀魂 -じゃんたま-』で激突。準々決勝にあたる決勝トーナメントの1回戦で、熱いドラマが生まれました。
同卓したのは本間ひまわりさん、レイン・パターソンさん、先斗寧さん、風楽奏斗さんの4人。オーラスの時点で、本間さんが4万4000点を稼ぎ、1位という状況です。
このメンバーの中で、本間さんは一番の古株。そのため「後輩に花を持たせたい」と発言していたのですが、対局は思わぬ展開に転がっていきました。
対局開始からしばらく、和了りの形が見えてこない状態でしたが、本間さんは突如レイン・パターソンさんの捨てた牌でカン。すると流れが来たのか、さらにポンを重ねます。
手元に暗刻(アンコ)ができると、先斗さんの捨て牌でまたもやカン。そして嶺上牌(リンシャンハイ)を引いてくると、そのまま嶺上開花(リンシャンカイホー)で和了ることに成功するのでした。
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最終的な役は嶺上開花に“ドラ5”が乗って跳満、1万2000点。合計点は5万6000点となり、2位に圧倒的な差をつけて勝ち抜けました。
役ナシから怒涛のカンを行い、最後は嶺上開花──。その和了り方は、まるで「咲-Saki-」の主人公・宮永咲の麻雀を見ているかのよう。
解説の社築さんが「嶺上開花だと!?役ナシから!」と驚愕するなか、コメント欄も「リアル咲だ」「ひまわりが咲いたあああ」「超次元麻雀!?」とどよめいていました。
その後、本間さん自身も、Twitter上で「嶺上開花きちゃ~~」「お花咲いたねぇ!!」と喜びを表現していました。
ちなみに嶺上開花で和了れる確率は、わずか0.25%と言われています。今大会では惜しくも優勝を逃しましたが、今後もその豪運に期待しましょう!