中毒性が高すぎる!ソリティア×競馬の『ソリティ馬 Ride On!』はついつい手が出る面白さ【Apple Arcadeオススメ紹介】

ソリティアでカードをさばいて優勝を目指せ!

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中毒性が高すぎる!ソリティア×競馬の『ソリティ馬 Ride On!』はついつい手が出る面白さ【Apple Arcadeオススメ紹介】
中毒性が高すぎる!ソリティア×競馬の『ソリティ馬 Ride On!』はついつい手が出る面白さ【Apple Arcadeオススメ紹介】 全 7 枚 拡大写真

本稿は、Apple Arcadeで配信されている200本以上の中からオススメのタイトルをご紹介する記事です。今回は、『ポケモン』シリーズで知られるゲームフリークが開発したソリティ馬 Ride On!をご紹介します。

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『ソリティ馬 Ride On!』とは?

「Apple Store」公式サイトより

『ソリティ馬 Ride On!』は、1人で遊ぶトランプゲーム「ソリティア」と、馬を走らせて順位を競う「競馬」を組み合わせた異色の作品です。ニンテンドー3DS向けダウンロードソフトとして2013年にリリースされた後、2014年には基本無料のスマートフォン向けゲームとして配信されました(現在はサービス終了)。

プレイしたユーザーからの評価は概ね高かったものの、2023年現在ではプレイできるプラットフォームが3DSしかなく気軽に遊びやすいとはいえない状況であったため、ファンや遊んでみたいユーザーから新作を待ち望む声が見られました。そんな中突如としてApple Arcadeでの配信が決定した『ソリティ馬 Ride On!』は、既存のゲームプレイを継承しつつ、レースシーンのグラフィックを3D化して復活を遂げた作品です。

プレイできるモードは2~3歳までの若い馬を育てる若駒モード」に加え、若駒モードで育てた4歳以上の馬でレースに出走し、3回敗退する、もしくは競争寿命を終えるまで続く「古馬モード」も用意されています。

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駆け引きがアツい「競馬」とシンプルな「ソリティア」、混ぜたらとんでもない中毒性に

「ソリティアフェーズ」 画面右下が山札、下のバーが制限時間

本作のレースは、場札をすべて取ることを目指すソリティアフェーズと、馬のステータスを基に走る位置を決めるコントロールフェーズを繰り返すことで進んでいきます。ソリティアのルールは、取ったカードの数字から1つ小さい、もしくは大きいカードを順に取っていくというものです。K(12)はA(1)につながっているため、3→2→A→K→Q→……といったコンボも可能です。

場札のカードは列になっており、最前のカードから取っていくことができます。最前列より後ろのカードも見られるので、どのようなルートで取っていくか、脳内で瞬時に組み上げる行程も楽しめました。上手く決まって多くのコンボを叩き出せたときには、クセになる快感が味わえます。ちなみに、筆者の最多コンボは16コンボでした。

ソリティア開始時には、場札の最前列から好きなカードを1枚取ってからコンボを繋げることができ、最初のコンボが終わる(最前列に取れるカードが無くなる)と山札が登場します。その後は山札から引いたカードを基にコンボを繋げていくのですが、山札の枚数には限りがあり、ゲームの途中で使い切ってしまうと場札の消化が困難になります。ゲーム終了時に場札が残っているとペナルティを受けてしまうため、山札が無くなるまでに場札を取り切ることを目指しましょう

また、ソリティアでは1ゲーム毎に制限時間が課せられています。そのため、あまり悠長にプレイするわけにはいかないのも重要な点です。山札から良いカードを引けず時間をロスし続けている時はかなり焦らされました。

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「コントロールフェーズ」画面左下が折り合いゲージ、左上がスタミナ、上の数字が気合

コントロールフェーズでは、馬を走らせるポジションを決めます。内側であれば他の馬と競合しやすい代わりにスタミナ消費を抑えることができ、外側であれば様々な効果が得られるカードを入手しやすくなります。

コントロールフェーズで重要になるのは、「気合」「折り合い」「スタミナ」という3つのパラメーターです。折り合いゲージはジョッキーと馬のシンクロ度のようなもので、ポジション移動の際に消費します。

折り合いゲージには「馬の機嫌」という要素も存在します。馬の機嫌はソリティアを上手く成功させることで良くなりますが、反対にカードを余らせてしまうと折り合いゲージが低くなり、馬の機嫌も悪くなってしまいます。馬の機嫌が悪いとソリティアの制限時間が短くなり場札を取り切るのが難しくなるため、注意しましょう。

スタミナは、名前の通り馬の体力を示すものです。40以上に保っていないと最後の直線コースでスタミナ切れになり遅れを取ってしまうので、ポジション決めの際は常に気にしておかなければなりません。

気合は、数値が高ければ高いほど他の馬と競合した際に抜け出しやすくなります。ポジション移動後には余った折り合いゲージが気合に変換されるため、気合の数値に気を配りながら、“移動しすぎない”ことも大切です。

またポジション決めの際には、地面に赤色・黄色・白色のゾーンが現れます。ゾーンの色は「気合レベル」というものを左右するもので、気合レベルが高いほど気合ゲージが早く溜まる代わりに、ソリティアの難度が上がります。高い気合レベルでソリティアを成功させるとスタミナ切れしにくくなるなどの追加効果も得られるため、積極的に高レベルのゾーンを狙いたいところです

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レース中は、コースにアイテムカードが出現することがあります。アイテムにはレース後に馬を成長させられる「蹄鉄カード」や、レースで有利になれる「ブーストカード」、「ムチカード」などが存在します。これらの有利カードは後述する最終コーナーで重要になってくるため、なるべく手に入れたいところですが、馬の調子などを考慮したポジション決めにも注意しなければなりません。

最終コーナーを迎えると気合に応じて算出される「本気度」が表示されるのですが、これは他の馬より前に出るために重要な役割を持っています。最後の直線では、画面の上下をタップすることでポジションを変更して他の馬にぶつからないようにできるほか、ムチを打つことで少し早く走ることができます。また、先述した「ブーストカード」を持っていればノーリスクで大幅に加速することも可能です。

馬の調子が良くても、他の馬に良いポジションを取られたりステータスが上回られていたりすると、1位を取れないことがあります。しかし逆に、調子が悪くてもポジションやムチの使い方次第では上位に食い込むことができるため、最後まで気が抜けません。

『ソリティ馬 Ride On!』の良い点は、ソリティアがすぐに理解できる簡単なルールであること、そしてソリティアから逸脱しすぎている要素がないことでしょう。ソリティア自体のルールはかなりシンプルであるため、ゲームプレイのスタートラインに立つのは難しくありません。

その一方で、コントロールフェーズでは「折り合いゲージ」や「気合」といった複数の要素が絡み合っているほか、最後の直線ではリアルタイムで最適な戦術を求められるなど、1試合の中で難易度や攻略方法が変化していきます。その起伏の大きさも、プレイしていて楽しめる1つのポイントでしょう。

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チュートリアルが充実!一見複雑だけどすぐに覚えられる

本作は実際にプレイしてみないと感覚が掴みづらいゲームではありますが、チュートリアルが充実しているため、ルールや楽しみ方などはすぐに覚えることができるでしょう。特にコントロールフェーズは様々なパラメーターが複雑に絡み合っていますが、チュートリアルでは実際にレースを走りながら基本を覚えていくことができます。

筆者が特に素晴らしいと思った点は、敗退してしまった際にそのレースでダメだった点を教えてくれることです。「今回はスタミナが足りなかったので、走るポジションを意識しよう」「気合が足らなかったので、ソリティアを成功させよう」といった実際の試合結果に基づく分析と改善法を教えてくれるため、次回のレースに活かしやすくなっています。

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中毒性が高すぎる!『ソリティ馬 Ride On!』には魅力がいっぱい

『ソリティ馬 Ride On!』は、シンプルで誰でも楽しめるソリティアと、馬のポジションやステータスなどを戦略的に考えるゲームプレイが見事にマッチしており、「もう1試合!」と何度もプレイしたくなる高い中毒性があります。

ちょっと気が抜けるコミカルなストーリーや可愛いイラストなど他にも様々な魅力を秘めたタイトルとなっていますので、ぜひApple Arcadeでプレイしてみてくださいね。


今回紹介した『ソリティ馬 Ride On!』は、Apple Arcadeでプレイできます。iPhoneやiPad、Macなどで200本以上のゲームが遊び放題の「Apple Arcade」について詳しく知りたい方は、こちらの総まとめ記事をご覧ください。


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《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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