「まるで実写のようだ」を超える真のリアル…!本当に“実写”を使ってしまったアドベンチャーゲーム3選

『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛氏がプロデュースした名作も…!

ゲーム 特集
『428 ~封鎖された渋谷で~』公式サイト/『デスカムトゥルー』公式サイト/メガドライブミニ2『ナイトトラップ』公式サイトより
『428 ~封鎖された渋谷で~』公式サイト/『デスカムトゥルー』公式サイト/メガドライブミニ2『ナイトトラップ』公式サイトより 全 4 枚 拡大写真

リアルなグラフィックを目指したゲームについて、時に人は「まるで実写のようだ」という褒め言葉を口にします。しかし広いゲーム業界の中には、実際に作中で“実写”を取り込んでしまおうとするクリエイターも存在していました。

今回はある意味“禁じ手”と言えるかもしれない、実写を活用したアドベンチャーゲームを3作品紹介していきます。

(1)監視カメラを覗き見する体験『ナイトトラップ』

ナイトトラップ』は1993年、メガCD向けに発売されたゲームソフト。一応説明しておくと、メガCDとはメガドライブやメガドライブ2に接続することで、大容量のCDソフトを遊べるという画期的な周辺機器でした。

「実写ムービーを鑑賞、そして干渉する」という同作の大胆なシステムは、この機器あってのものと言えるでしょう。

ゲーム内容としては、秘密組織のエージェントとなったプレイヤーが、とある一般家庭に仕掛けられた監視カメラの映像を見ていくというものです。ただし、もちろんたんに見るだけではありません。

ストーリーが進むと、住人たちは黒ずくめの集団「オーガー」に襲われることに。そんな時は、主人公がトラップのスイッチを押すことで、「オーガー」たちを撃退できるのです。

一般家庭の監視カメラを覗く背徳感に、こっそり家庭の平和を守るというヒーロー気分…。実写ムービーを見事にゲームに落とし込むことで、唯一無二の楽しさを実現していました。


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《サワディ大塚》

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