約15年越しの伏線回収、伝説の没イベント復活…【祝1周年!】往年のファンを夢中にさせた名作『ポケモンレジェンズ アルセウス』を振り返る

多くのトレーナーを未知なる体験にいざなった『ポケモンレジェンズ アルセウス』。もし、続編が出るとしたら舞台は…?

ゲーム Nintendo Switch
『ポケモンレジェンズ アルセウス』ゲーム内より
『ポケモンレジェンズ アルセウス』ゲーム内より 全 5 枚 拡大写真

2023年1月28日、『ポケモンレジェンズ アルセウス』が発売から1周年を迎えました。そこで今回は、異例づくしだった同作の魅力の一つでもある、“伏線回収”について振り返っていきましょう。

◆約15年越しに回収された伏線

ポケモンレジェンズ アルセウス』はシリーズ初のアクションRPGで、従来作品とは一線を画したゲーム性で大きな話題を呼びました。まるでオープンワールドのようなフィールドで繰り広げられる野生ポケモンとのダイレクトな戦闘は、プレイヤーにこれまでとは違う斬新な感覚を与えてくれたのです。

また同作は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パールダイパ)』のスピンオフ的な立ち位置で描かれ、遥か昔の「シンオウ地方」である「ヒスイ地方」が物語の舞台になりました。そのため作品が発表された当初から、ファンの間では「どんな“伏線”が散りばめられているのか」に期待する声が多かった印象です。

中でも特に注目を集めていたのは、やはり『ダイパ』で惜しくもお蔵入りとなった創造神・アルセウスにまつわる没イベントの復活でしょう。同作で条件を達成し、リメイク作品『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』とデータを連携すると、正規の方法では訪れることができなかった「はじまりのま」へと足を踏み入れることが可能になりました。

約15年越しの出会いに、往年のファンが歓喜したのは言うまでもありません。ほかにも見慣れたキャラクターの先祖が登場したり、謎多き「シンオウ神話」の一端が明かされたりと、懐古しながら楽しめる要素が詰め込まれていました。

◆『レジェンズ』のシリーズ化に期待

懐かしさと新しさが織り交ぜられた『ポケモンレジェンズ アルセウス』ですが、もし続編が制作されるとしたら『ダイパ』以外の既存タイトルがテーマになる可能性も。つまり『ポケットモンスター』シリーズに残された伏線の回収に期待が持てるのです。

たとえば、『ポケットモンスターブラック・ホワイト』で語られた「イッシュ神話」や「かいていいせき」に刻まれた物語の謎も候補に挙げられるでしょう。あるいは3000年前の戦争を指し示す『ポケットモンスター X・Y』の「カロス神話」を追体験するストーリーも考えられますね…!

とりわけ「カロス地方」は、『ポケモンSV』の舞台「パルデア地方」との関係性が浮上しているので、先んじて歴史が掘り下げられるかもしれません。SNS上でも、「レジェンズの続編はカロスでやってくれないかなー」「今後レジェンズのシリーズが続くならカロス神話の掘り下げして欲しいな」といった声が寄せられていました。

ポケットモンスター』シリーズの新たな可能性を切り開いたとも言える『ポケモンレジェンズ アルセウス』。まだプレイしていない人は、ぜひ同作ならではの世界観を体験してみてください!


《サワディ大塚》

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