2月13日から20日にかけて、世界中の強豪プレイヤーが熱い激闘を繰り広げている「CAPCOM CUP IX」。『ストリートファイターV』としては節目となる本大会において、とある若手プレイヤーがTwitterでトレンド入りするほどの大注目を集めています。
◆まるで、少年マンガみたいな展開!突如、頭角を表した16歳の少年
『ストV』界隈を賑わしている選手の名は、「ENDING WALKER(エンディングウォーカー)」。彼は2021年9月頃から大会に参加し、翌年には16歳という若さで「CPT 2022 World Warrior: UK/Ireland」という大型大会を5連続で優勝してしまったという、とんでもない実績の持ち主です。
続くフランスで行われた「Ultimate Fighting Arena 2022」でも優勝し、オンライン/オフライン環境を問わず、その圧倒的実力を証明しました。それまで大会シーンで注目されていなかった「エド」というキャラクターで結果を残している点も、驚くべきことでしょう。
この状況を端的に表現するならば、“経験豊富なプロゲーマーがひしめく円熟期の『ストV』において、彗星の如く現れた若手がマイナーキャラで無双している”といったところでしょうか。まるで、少年マンガのような激アツ展開が、現実に起こっているのです。
◆見た目はイケメン、言動はクール。“主人公”感があふれてる
話題になっているのは、強さだけではありません。彼のルックスは映画『スター・ウォーズ』に出てくる主人公のような金髪イケメンであり、言動はとにかくクール。前述の「Ultimate Fighting Arena 2022」で優勝した際は、ガッツポーズなどは一切無く、まるで何事もなかったかのようにステージから去っていくほどです。
2月15日~17日に行われた「CAPCOM CUP IX」のグループ予選でも、その表情は変わらぬまま。数多のライバルを相手に無傷で勝ち抜き、2月20日の決勝トーナメントに進出が決定しました。優勝賞金12万ドルまで、確実に手が届く位置にきています。
◆その才能を、国内トッププロも絶賛!
ここ数ヶ月、ENDING WALKER選手の存在は『ストV』界に新風を巻き起こしており、「ときど」「マゴ」といった「ストリートファイターリーグ」に参加する国内トップゲーマーが、自身の配信で「ヤバイよね」「どう考えても最強なんだけど!」と彼の実力を絶賛。
そして、ここ数日のTwitterでも「エンディングウォーカー」という名はトレンド入りしています。試合を見た格ゲーファンからは、「カッコよすぎ」「マジでマンガの主人公」といった声が相次ぐほど。
『ストリートファイターV』の最終シーズン(=エンディング)に突如現れ、“最強”に向かって歩き続ける。そんな状況を自身の名で示しているかのような、ENDING WALKER選手の活躍に、今後も目が離せません。
『ストリートファイターV』2022年度の最強を決める、「CAPCOM CUP IX」の決勝トーナメントは、2月20日午前7時55分より開始予定。日本勢からは、「カワノ」「ももち」「ぷげら」選手が同大会に登場します。3人の奮闘も非常に楽しみです!