ホグホグワツワツホグワーツ…『ホグワーツ・レガシー』発売で“トンチキ校歌”を思い出すファンたち

ユーモアあふれるホグワーツの伝統を知っていますか?

ゲーム PS5
『ホグワーツ・レガシー』公式サイトより
『ホグワーツ・レガシー』公式サイトより 全 2 枚 拡大写真

「ハリー・ポッター」シリーズの世界観を堪能できるアクションRPG『ホグワーツ・レガシー』が、2月10日に発売されました。それをきっかけとして、ホグワーツ魔法魔術学校にまつわる“一風変わった設定”があらためて注目を浴びているようです。

かなり奇妙なホグワーツの校歌

ホグワーツは、993年に創設されたイギリスの名門魔法学校。ユニークな伝統がいろいろと残っていることでお馴染みですが、“校歌”はその典型的なものと言えるでしょう。

ホグワーツ校歌が出てくるのは、原作の第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」。新入生歓迎会が行われた際、ダンブルドアが提案し、生徒たちが歌うことになるのですが、その歌詞はかなり奇妙でした。

というのも、校歌でありながら「ホグワーツ ホグワーツ ホグホグ ワツワツ ホグワーツ」というユーモアが爆発したフレーズから始まり、最後は「学べよ 脳みそ 腐るまで」と締めくくられるのです。

和訳だけがシュールなわけではなく、たとえば「ホグホグ ワツワツ ホグワーツ」という部分の原文は「Hoggy Warty Hogwarts」。むしろ原作のニュアンスを忠実に表現した名翻訳と言えるでしょう。

なお楽曲のテンポやメロディなどは決まっていないらしく、原作1巻では生徒たちが各々好き勝手に歌う中、フレッド&ジョージ・ウィーズリーがとりわけ変な歌い方によって目立っていました。そうした自由さも含めて、“ホグワーツらしい”校歌ではないでしょうか。

ただ、このホグワーツ校歌はある意味、マニアックな知識に分類されるかもしれません。映画版の本編には登場せず、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」未公開シーンでしか描かれていないからです。

そんな文脈があるからこそ、ホグワーツを舞台とした『ホグワーツ・レガシー』が発売されるにあたって、原作ファンたちは「校歌を聞けたら良いな…」「ホグホグワツワツは実装されているんだろうか」と盛り上がることになりました。

ちなみに、「にじさんじ」所属の人気VTuber・月ノ美兎さんも、ホグワーツ校歌の登場を期待していたファンの1人。Twitterにて、「ホグワーツレガシーでホグワーツ校歌が出てくる可能性、もしかして高いのか……?」と投稿していました。

実際にホグワーツ校歌を聞けるのかどうか、それは実際にゲームをプレイして確かめてみてくださいね。


ホグワーツ・レガシー- PS5
¥10,300
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《サワディ大塚》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース