あと1日でサービス終了…ニンテンドーeショップで買っておきたい“3DSならでは”の名作3選+α

タッチペン、AR……。もう買えなくなってしまうタイトルを中心にピックアップしました!どこかで再び遊べるような救済策があるといいですね。

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あと1日でサービス終了…ニンテンドーeショップで買っておきたい“3DSならでは”の名作3選+α
あと1日でサービス終了…ニンテンドーeショップで買っておきたい“3DSならでは”の名作3選+α 全 11 枚 拡大写真

これまで「ニンテンドーeショップ」ではニンテンドー3DSシリーズとWii U向けのダウンロードソフトが販売されていましたが、3月28日午前9時に同サービスが終了を迎えます。それによって、入手困難となりそうなゲームソフトも少なくありません。

そこで今回は、今のうちにダウンロードしておきたいニンテンドー3DSの名作3本をご紹介。たんなる良作ではなく、“3DSならでは”の体験を提供してくれるゲームを厳選してみました。

◆タッチペンを駆使して、目指すはアーティスト!

ポケモンアートアカデミー』は、2014年6月に発売されたニンテンドー3DSの専用ソフトです。タッチ操作によって、ペンタブでのお絵描きを気軽に体験できるのが大きな魅力でした。

画面に表示されるお手本をなぞるだけで、誰でも簡単にポケモンのイラストを描くことが可能。さらには影をつけて立体感を出したり、濃淡で質感を表現したりと、実践的なイラストの技法を学べるようになっています。

ペイントソフトとしても多機能で、えんぴつやアウトラインペン、えのぐといった画材を収録。お手本となるポケモンのイラストが100種類以上用意されている上、ニンテンドー3DSのカメラで撮った写真を参考にすることもできます。

もちろん本物のペンタブよりもずっと安価なので、デジタルイラストの入り口としてもうってつけ。今なおプレイする人も決して少なくなく、お絵描きが好きな子どもへのプレゼントとして、今から準備するのも悪くないかもしれませんね。

◆3Dは画面だけじゃない!“立体音響”活用ゲーム

『謎惑館 ~音の間に間に~』は2011年に発売されたカプコンのアドベンチャーゲーム。立体音響技術「オトフォニクス」を駆使したリアルタイムバイノーラル音声で、上下左右前後、全ての方向に音が移動する“3D”音響がウリでした。

ストーリーは、全6章のオムニバス形式。ホラー風のシナリオでは背後から迫る物音が聞こえたり、恋愛モノのシナリオでは耳元で囁いているかのような恋人の声が聞こえたり…。さまざまなシチュエーションで、音響技術のクオリティを体感できます。

さらに同作では、操作も「音」に特化。ニンテンドー3DSのマイク部に声を吹き込み、音声操作することによって物語が進んでいきます。

携帯ゲーム機に向き合い、イヤホンを付けて外部の音を絶つことで、独特な没入感を味わえるでしょう。購入すれば、あなたの部屋が“謎惑館”に様変わり!?

◆次々と続編が発売された人気RPGシリーズ!

ダウンロード販売の終了にあたって、とくに多くのゲーマーから惜しむ声が上がっているのが、『電波人間のRPG』シリーズです。

同作は、『ポケモンコロシアム』などの開発に携わったジニアス・ソノリティによる名作RPG。2012年に発売された初代『電波人間のRPG』を含めて、ニンテンドー3DS向けに4作品がリリースされるほどの人気シリーズでした。リリースから10年でプレイヤー数は延べ900万人にのぼるとのこと。

本作最大の特徴は、ニンテンドー3DSのAR機能を活かしていること。プレイヤーはカメラを通して、身の回りに漂っている不思議な種族「電波人間」を発見し、つかまえていくことができます。

主な目的は見た目も個性もさまざまな電波人間たちを使い、ダンジョンなどを攻略することにあるのですが、ほのぼのとした見た目にかかわらず難易度は激ムズ。バトルシステムにはアンテナつきの電波人間だけが使える「特技」や、属性ごとの相性などが組み込まれており、それらを考慮して立ち回らなければ、攻略することは難しいでしょう。

そんな奥が深いゲーム性をもつシリーズですが、いわゆるフルプライスゲームではなく、価格設定はかなりリーズナブルでした。初代は800円(税込)、続編の『2』と『3』は1.000円(税込)で、『電波人間のRPG FREE!』に至ってはその名の通り基本プレイ無料。しかも、リリースから9年近く経った今でも定期的にゲーム内イベントが開催されています。

いずれもパッケージ版は発売されておらず、ダウンロード専用なので、今後は入手困難になる可能性が濃厚。今のうちに触れておきたいソフトの筆頭です。

ほかにもニンテンドー3DSには、数えきれないほどの名作が存在しています。ダウンロード販売が終了する前に、懐かしの名作をチェックしてみてはいかがでしょうか。


《サワディ大塚》

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