『FF16』でもっとも有能なのはトルガル!? 可愛くカッコ良く、状況判断も適切と“大物”の片鱗

『FF16』における主人公の相棒、「トルガル」の有能さにも驚いた方も多いはず。大物と太鼓判を押された片鱗から成長後の雄姿まで、たっぷりお届けします。

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『FF16』でもっとも有能なのはトルガル!? 可愛くカッコ良く、状況判断も適切と“大物”の片鱗
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■大人トルガルの有能さ、そして勇気に心が震える

物語がある程度進むと、成長した今現在のクライヴを操作し、様々なアクションを満喫できます。

そして、成長しているのはクライヴだけではありません。凛々しく育ったトルガルも登場し、こちらでは戦闘にも参加。幼い時期に垣間見せた聡明さに加え、恵まれた体格に相応しい身体能力で、クライヴの戦いを力強くサポートしてくれます。

夜の屋内で戦う際はトルガルの活躍が視覚的にやや見づらいのが残念ですが、闇夜に舞う狼というのもまた一興。本作は乱戦になることも多く、協力して同じ敵に立ち向かったり、時には別の敵に攻撃してくれたりと、多彩な活躍を見せてくれます。

さらにトルガルはなんとクライヴのHPを回復できます。攻撃面だけでなく、リソースが限られているHP関連までサポートしてくれるトルガル。攻防にわたる有能さに、プレイヤーも頭が上がりません。

しかもトルガルの活躍は、ゲーム的なバトルに留まりません。一例として、体験版特別モードのボスにあたる「ベネディクタ」戦では、その雄姿を捉えたカットシーンで魅せてくれます。

まず第一段階のベネディクタを倒すと、彼女は羽根を生やして機動性を向上。その動きに翻弄されたクライヴは床に押し付けられ、あわや絶体絶命……の瞬間、トルガルが果敢に飛びかかります。

召喚獣の力を宿したベネディクタにとっても狼の牙は脅威なのか、クライヴの拘束を解いてトルガルに対処。そのおかげでクライヴは窮地から脱します。

しかし、その代償は小さからず。ベネディクタの手で投げ出され、倒れ込んでしまうトルガル。その毛並みには血の跡もあり、身動きできないその姿に胸が締め付けられます。

ちなみにトルガルは幼少期の頃、クライヴの弟「ジョシュア」がフェニックスの力を暴走させる現場に居合わせたことが。ジョシュアが近づくだけで敵の兵士は燃え盛り、命を落とすほど危険な状況でしたが、この場面で真っ先に身をひるがえしたのがトルガル。ただごとならぬ事態をいち早く察知し、自らの身を守る危機管理能力の高さを窺わせます。

そうした経験を持つトルガルが、ベネディクタの危険性に気づいていないとは思えません。その前提を踏まえると、クライヴを助けるためにベネディクタへ挑んだ行動は、「がむしゃらな蛮勇」ではなく「危険と知りながらも己の身を顧みず、クライヴを救うために立ち向かった勇気」によるものと言えるでしょう。

倒れたトルガルの身を案じたいところですが、ベネディクタとの戦いはまだまだ終わりません。トルガルにもらった貴重なチャンスを活かすため、クライヴはもとよりプレイヤー側も力が入ります。

クライヴの奮戦が助けになったのか、更なるピンチにも再び颯爽と現れるトルガル。お互いを助け合うコンビネーション、さすがクライヴの相棒です。

コンビプレイに戻ったクライヴとトルガルに、もはや敵はいません。苦労しながらも、ふたりは見事ベネディクタを撃破。トルガルなしでは、おそらく掴めなかった勝利でしょう。

幼少期だけでも、クライヴに向ける気遣いをはじめ、十分なスタミナや追跡能力、そして危機察知能力と、後の成長に期待が高まる片鱗を数多く見せてくれたトルガル。また成長後も、その期待に見事応える力強さや逞しさ、そして絆の深さと比類なき勇気を示します。

「もしかして、誰よりも有能なのでは?」といった想いが脳裏を過ぎってしまうほど、体験版だけでも驚くほどの活躍を見せてくれました。そんなトルガルの雄姿を、『FF16』製品版ではさらに味わえることでしょう。“相棒”の新たな活躍を、心ゆくまでお楽しみください!


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《臥待 弦》

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