PS5と3年間向き合いったライターが「入手難」「プレイ体験」「×ボタン問題」「不満点」を忖度なしの本音で語る

発売開始から、早くも3年が過ぎたPS5。この新ハードと向き合った3年間を通した実感を、赤裸々にお届けします。

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PS5と3年間向き合いったライターが「入手難」「プレイ体験」「×ボタン問題」「不満点」を忖度なしの本音で語る
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■満足感のある大作を遊び続けた2年半

この3年間(所持期間としては2年半)でPS5独占ソフト、もしくは対応ソフトを数多くプレイしました。その中でも、PS5の性能を活かす大作系で遊んだものをざっとリストアップします。

・『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』
・『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』
・『Horizon Forbidden West』
・『ELDEN RING』
・『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』
・『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』
・『ホグワーツ・レガシー』
・『ファイナルファンタジーXVI』
・『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』

レース系やスポーツ系はあまり手を出さず、アクションRPGやオープンワールド系を好むため、偏った内容ですみません。ですが、いずれの作品もプレイした印象は良く、一定以上の満足度を得ることができました。

ただし、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』は元々PSPのゲームなので、他のPS5タイトルと比べるとこじんまりとしています。とはいえオリジナル版を知っているからこそ、グラフィックの進化や据え置き機で遊べるアクセスの良さなどが嬉しく、こちらも十分満たされたタイトルでした。

リストアップした作品は全般的に、グラフィックの美しさから滑らかな動きまで、相応の水準をクリアしています。プレイ感は良好ですし、充実度も高めでした。特にロード時間に関しては、「長すぎる」「頻度が多くてイライラする」といった印象はほぼ皆無。

どうしてもロード時間がかかりがちな「ファストトラベル」も、短時間で済む場合が多く、特に『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』は1秒程度と驚異的。ゲーム機に最適化された状態で遊べるという点だけでも、PS5で良かったとしばしば実感しました。

■最も嬉しい機能だった「後方互換」

PS5のプレイ体験と同じくらい味わったのが、後方互換機能によるPS4ソフトのプレイです。PS4のソフトも遊べるため、PS5本体だけで両方遊べる利便性の高さは想像以上に快適でした。

筆者は未クリアのPS4ソフトも多いため、まだまだPS5ソフトのみには絞り切れません。ですが、互換性のおかげで常時使用するPS系ハードはPS5だけに絞れるので、取り扱う上でも助かります。

セーブデータに関しても、PS4からPS5への移動は簡単なので、さほど苦になりません。特にPS+の会員なら、クラウドを経由するので外部メディア(USBメモリなど)は不要。スムーズに移行できる点も評価に値します。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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