先日、KeyとWright Flyer Studiosが贈るドラマチックRPG 『ヘブンバーンズレッド』にて、筆者の推しヒロイン「シャルロッタ・スコポフスカヤ(シャロ)」がひたすら主人公を追いかけてくる素晴らしいキャンペーンが開催されていました。
しかしこの期間、筆者の頭の中には「シャロ」のことしかなかったため、思うように新作タイトルについての情報をキャッチアップできていなかったように思います。そこは反省しかありません。
さて気を取り直して、今週も注目度の高いタイトルを3選ピックアップしてきました。
中でも11月17日に発表された『GLANCE HIJACK』という新作タイトルが、現在bilibiliやTapTapにて話題沸騰です。また、日本国内でも知られている人気シリーズ『ニード・フォー・スピード』の新作アプリが新たにベータテストを開始しました。どちらも、注目度の高いタイトルですので要注目です。
※システム上の関係で簡体字で表記すべき部分もすべて繁体字に置換しています
◆ 『Need for Speed Mobile(ニード・フォー・スピード モバイル)』【ベータテスト実施中】
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11月24日にベータテストが始まったのは、人気レースゲームシリーズ最新作『Need for Speed Mobile(ニード・フォー・スピード モバイル)』です。『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』や『バトルフィールド』シリーズでお馴染みのエレクトロニック・アーツ(EA)が手掛ける人気シリーズでもあります。
本シリーズは公道などで多数の有名スポーツカーたちが鎬を削り合う、アナーキーな雰囲気のカーレースゲームです。1994年に発売された『オーバードライビンDX』(海外名:ROAD & TRACK Presents: The Need for Speed)からシリーズは続いており、海外のみならず日本国内でも根強いファンに支持されています。2024年にはシリーズ20周年を迎えることになりますが、本作はそういった視点で見ると記念作品のような立ち位置になるのかもしれません。
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『Need for Speed Mobile』は、中国のテンセントが、EAの認可を正式に受けて開発し、“広大なオープンワールド”の大都市を自由に駆け回れるレースゲームに仕上がっています。
オープンワールドで遊べる過去シリーズはこれまでにも登場していました。しかし本作は、モバイルアプリながらに“AAAクラスのレーシングゲーム”を意識して開発しているとのことで、「Unreal Engine 4」による美しい映像表現をスマートフォンで楽しめるというのが大きいでしょう。
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本作では、作中に登場する高級スポーツカーのカスタマイズはもちろん、プレイヤーアバターなども色々とコーディネートが楽しめるようです。
現在中国にてベータテストが開催中ですが、12月ごろにはグローバル版のベータテストが開催されるのだとかされないのだとか、かなり曖昧なニュアンスの投稿が公式Discord内にてアナウンスされていました。日本でもその名が知られているシリーズだけに、続報には期待が高まってしまいます。
◆ 『九畿:岐風之旅』【ベータテスト実施予定】
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『岐風之旅』は、今年の5月16日に発表されたネットイースの新作タイトルです。
現状ではどのようなゲームなのかすらもよく分かっておらず、11月30日から実施予定の初回ベータテストにてそのベールを脱ぐことになります。公開中のPVでは、幻想的なSF系東洋ファンタジーの世界をアニメ調の3Dグラフィックで構築しています。
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こんな表現をするのも失礼かもしれませんが、率直な感想としては『崩壊:スターレイル』における“仙舟「羅浮」編”だけをそのまま切り取ったかのような世界設定にも見えてしまいます。ジャンルが「MMORPG」なのか「アクションRPG」なのか、それ以外なのか……現時点で断言はできそうにありません。
ちなみに本作が初発表となったPVの内容によると、『九畿』シリーズとしてノベライズやアニメーションなど、ゲーム以外でもIPが展開されるメディアミックス作品になるようです。
◆ 『GLANCE HIJACK(掠影紛爭)』
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11月17日に動画が公開されるなり、僅か1週間ほどで160万再生を突破した注目の新作タイトルが『GLANCE HIJACK(掠影紛爭)』です。詳細なゲームシステムは判明していませんが、公式PVの概要欄には【リアルタイム戦闘】【チームビルディング】【主人公の物語】などと軽く触れられていました。
ジャンルは“都市変身英雄活劇RPG”と記載され、キービジュアルやアニメーションPVの雰囲気から察するに、特撮ヒーローのようなキャラクターたちが活躍するRPGと見て良さそうです。
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本作は12月頃にベータテストが開催予定とのことですが、発表されたばかりの新作タイトルとあって現時点での情報は少なめ。
bilibiliの公式アカウントでは、バトルの一部分を切り取ったgif画像などが部分的に公開されており、どこかで見たことのあるような変身シーンや特撮ヒーローキックなど、日本の特撮ヒーロー番組でもお馴染みのネタが確認できます。
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また、本作のPVは本国版のみならず、『龍が如く』シリーズの主人公・桐生一馬役で知られる人気声優の黒田崇矢さんがナレーションする日本語版PVが同時公開されています。
「特撮」と言えば、やはり日本のイメージはどうしても付き物で、本国ユーザーの動画コメント欄をチェックすると、案の定日本の特撮ヒーローが好きな熱心なマニアたちから期待の声が寄せられていました。スタイリッシュでクールなアニメーション映像も、作品そのものに対する期待が持てそうです。このタイトルは個人的に結構気になります。
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