2024年7月10日深夜、任天堂が唐突に「笑み男」というタイトルの動画やティザーサイトを公開しました。動画は「笑み男」と思しき“笑みの表情が描かれた紙袋を被ったトレンチコートの人物”がジッとこちらを見つめる不気味な映像となっていますが、海外ファンのコミュニティではそんな「笑み男」の正体について、様々な意見が飛び交っています。
純粋なファンアートも既に登場…注目集まる「笑み男」
海外向けにも披露された「笑み男」ですが、米任天堂などのSNSでは「#WhoIsEmio」のハッシュタグが添えられていることからか、海外ファン間では“どんなゲームの告知か”という側面だけではなく、“笑み男(Emio)とはいったい誰か”というキャラクターを探る方面での考察も展開されています。
しかし詳細が少なすぎるためか、傾向としては大喜利ネタとしての考察が多く見られ、新作『スマッシュブラザーズ』のキャラクターであるとの主張もあれば、『メイドインワリオ』の「ピョロ」ではないかとする意見もあり、さらにはマリオの兄弟と指摘するユーザーも登場しています。
中にはどことなく表情が似ている『スーパーペーパーマリオ』の「ディメーン」だと言う、分からなくもない声のほか、音ゲー『Friday Night Funkin'』とコラボさせた作品や、amiibo風のイラスト、純粋なファンアートなども描かれており、記事公開時点でも詳細は明かされていないものの、キャラクタービジネス的な観点では既に一定の成功を収めていると言えるのかもしれません。
なお、真面目なゲームの考察としてはオーストラリア版の公式映像ではレーティング情報が掲載されており、「暴力や自殺に関する言及」などが含まれていると明らかになっていることに加え、ESRBでは「M(17歳以上対象)」、PEGIでは「18歳以上対象」と、本格的な重い描写を含む作品になる可能性があります。
ちなみに本発表に反応したユーザーには、「笑み男(Emio)」字面が似ている「セサミストリート」の「エルモ(Elmo)」を引き合いに出す人物もいるようです。