値上げされた「PS5」の“買う価値”を検証!2024年下半期~2025年発売の話題作が、ユーザーの購入を後押しするか

値上げしたとはいえ、それだけの理由でPS5の購入を見送るのは、いささか性急かもしれません。今後の注目作を通して、価値の一面を見つめのしてみましょう。

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値上げされた「PS5」の“買う価値”を検証!2024年下半期~2025年発売の話題作が、ユーザーの購入を後押しするか
値上げされた「PS5」の“買う価値”を検証!2024年下半期~2025年発売の話題作が、ユーザーの購入を後押しするか 全 8 枚 拡大写真

■『サイレントヒル2』:2024年10月8日発売予定

ゲームにおける3D表現が初代プレイステーション時代に大きく盛り上がり、様々なジャンルがその恩恵を受けました。特に、ホラーサバイバルやホラーADVは、迫力のある演出と3D描写が噛み合うことで臨場感が増し、ジャンル全体を大いに盛り上げます。

当時のホラーサバイバルの代表格といえば『バイオハザード』ですが、ホラーADVなら『サイレントヒル』シリーズを連想する人も多いことでしょう。前者は、物理的で明確な敵と戦うアクション性の強いゲームですが、後者は怪奇的な存在との攻防が多く、「忍び寄る不気味な恐怖」が主体となっています。

独自のテイストで多くのユーザーを虜とした『サイレントヒル』は、シリーズ展開も好評を博しました。プラットフォームをPS2に移した『サイレントヒル2』では、一新した舞台で描く新たな恐怖をプレイヤーの脳裏に深く刻み付けます。

この『サイレントヒル2』が、23年の時を経て現行機向けに蘇ります。PS2版をベースとしつつも、肩越しの視点へと変更し、臨場感のある体験で本作の恐怖をより鮮やかに演出。また、グラフィックやサウンドの進化に加え、探索場所の拡大、戦闘システムの近代化など、様々なパワーアップを遂げています。

しかも今回の『サイレントヒル2』には、新解釈を加えた新エンディングが用意されているとのこと。PS2版経験者も、新たな刺激が得られる一作となることでしょう。

■『グランド・セフト・オートVI』:2025年秋発売予定

最も有名なクライムアクションゲームといえば、『グランド・セフト・オート』シリーズを思い出す人も多いはず。シリーズ初期は2D表現のアクションゲームでしたが、『グランド・セフト・オートIII』でオープンワールドの3Dゲームとなり、今日まで続くシリーズの礎となりました。

ナンバリング以外にも『バイスシティ』や『サンアンドレアス』など、様々な作品が登場し、クライムアクションの質と多様性を独自に切り開いていきます。

徹底したクライムアクションへのこだわりでファン層を着実に拡大させ、現時点の最新作『グランド・セフト・オートV』は、10周年を迎えたタイミングで、出荷本数が1億7,500万本超えを記録。ゲーム史全体を通してみても、これほど広く普及した作品はほとんどありません。

そんな絶大な人気を誇る『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作となる『グランド・セフト・オートVI』が、2025年秋に発売される予定です。発売まで間があるため、詳細の発表などはまだありませんが、実写と見間違うほどの映像を収めたトレーラーが公開されており、その再生回数は既に2億回を突破。世界中から期待を集めていることが、この数字だけで分かります。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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