「カウンターズ」の今後は? 「インク」はシナリオに関わる?『勝利の女神:NIKKE』ディレクターに直撃!“2周年の注目点”や新コンテンツのヒントも【インタビュー】

『勝利の女神:NIKKE』のに迫るインタビューを通して、本作の「これまで」と「これから」をご覧ください。

ゲーム 特集
「カウンターズ」の今後は? 「インク」はシナリオに関わる?『勝利の女神:NIKKE』ディレクターに直撃!“2周年の注目点”や新コンテンツのヒントも【インタビュー】
「カウンターズ」の今後は? 「インク」はシナリオに関わる?『勝利の女神:NIKKE』ディレクターに直撃!“2周年の注目点”や新コンテンツのヒントも【インタビュー】 全 18 枚 拡大写真

サイドストーリーの更新頻度は? 2周年の注目点は?

──では、現在のゲームの内容について触れさせてください。まず、メインストーリーの難易度が段階的に緩和された一方で、長く遊んでいるユーザーでも手こずる「異常個体」が実装されました。こうした現状を踏まえた上で、今後のバランス調整はどのようなものになりますか?

ユ・ヒョンソク:ユーザーの皆様を大きく分けると、ストーリーを楽しみにしてゲームを進める人と、主にシューティングを楽しんでいる方がいます。

前者には難易度を下げて提供した方がいいと考えていますし、「異常個体」のようなコンテンツでシューティングの醍醐味を味わえれば、後者の方々に満足いただけると思っています。そのため、こうした“あいこ”となる方向性を両立させ、『勝利の女神:NIKKE』を進めていくつもりです。

つまり、ストーリーは楽しみやすくなるようハードルを下げて調整し、「異常個体」のようなチャレンジングなコンテンツもところどころで配置する、と考えていただければと思います。ただし、高い難易度については「このままでいいのか」と引き続き検討していきます。

──ストーリー派、シューティング派のどちらにも、満足してもらえる難易度を模索されるのですね。

ユ・ヒョンソク:ええ、その通りです。

──サービス開始からこれまで、様々なコンテンツが実装されました。その中でも特に反響が大きかったものはどれですか? また、今後どのような新コンテンツを予定されていますか?

ユ・ヒョンソク:アップデートで実装したコンテンツで最も反響が大きかったのは「サイドストーリー」だと思います。

今までのメインストーリーではまだ十分に語られていない部分があるのですが、ユーザー様としては「そこを知りたい」という気持ちが当然あります。「サイドストーリー」は、そのモヤモヤを解消できるようなアップデートだったので(反響が大きかったのだと)。

そして、今後ともシナリオやシューティングといったコンテンツのアップデートの準備をしていくつもりです。いろんな感情を揺さぶり、より多彩で楽しい要素を追加できるようなもの……例えば、地上を舞台としたコンテンツのアップデートなどを準備できればと思っています。

──地上のコンテンツは熱いですね! ストーリーも大きく動きそうですし、今後のコンテンツ展開も楽しみです。ちなみにサイドストーリーは、今後どの程度のサイクルで更新されますか?

ユ・ヒョンソク:サイドストーリー更新の目標は、最低でも年に2回くらいアップデートしたいと考えています。ただし、これはあくまで最低限の話なので、より多くアップデートしたいという気持ちもあります。

──サイドストーリーも非常に素晴らしい内容でしたので、ぜひよろしくお願いします!

年に2回というお話が出ましたが、『勝利の女神:NIKKE』全体の展開は、長期的な体勢に入っていると考えてよろしいのでしょうか?

ユ・ヒョンソク長期的な展開に突入しているという解釈は正しいと思います。ただし、実際に長期的な展開を行うためには、短期、つまり短いスパンでのイベントやキャラクターの実装といった積み重ねが必要です。

──それでは今後の展開として、直近で最も気になる2周年についてお聞かせください。その規模は、1周年と比べてどのくらいのものになりますか? また、内容についてヒントだけでも教えてください。

ユ・ヒョンソク:規模については1周年以上のもの、更に大きな規模で用意しています。そして、「2周年のイベントでは、ここを見ていただきたい」という見どころが2つありまして、そのひとつはミニゲームです。

2周年のミニゲームは、力を入れて作りましたし、本当に苦労しました! これまでの「MEMORY OF GODDESS」や「FOR THE KING」以上に汗と涙を流して作っていますので、まずそこを見て欲しいですね。

ふたつ目は、キャラクターがとても可愛く仕上がっていますので、ここも楽しみにしていただければと思っています!

──とても可愛くというのは、2周年で実装されるキャラクターに関してですか? そのように期待して、楽しみに待っておきます!



  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む

この記事の写真

/

Amazon売れ筋ランキング

【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース