カプコンによる『ストリートファイター6』の国内最高峰大会「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」。その運営チームが10月22日、Crazy Raccoon所属の「どぐら」選手に対し、戒告処分としたことを公表しました。
◆どぐら選手が「SFリーグ選手としてふさわしくない発言」をした
処分事由は「ストリートファイターリーグ出場選手として、ふさわしくない発言をした為」とのこと。問題の発言について言及はありませんが、SNS上では次の出来事が原因ではないかと考えられています。
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10月7日、どぐら選手がストリーマーの「こくじん」さんと遊んだ際、こくじんさんに「明日の大会大丈夫なの?」と問われ「もういいでしょあんな大会どうでも」と答えたり、「(大会で)4位だから不貞腐れた?」の問いに「もういいっしょアレ。リセマラ、リセマラ。来年。リセマラ」と答えたりしていました(こくじんさんのアーカイブ 2:34:25~より)。
2人の雰囲気は冗談を言い合っているようで、事実コメント欄の「真に受けるやつ出てくるぞ」という指摘にも、「たしかに出てきそうだな(こくじんさん)」「マジでこういうの切り抜かれるから危ない(どぐら選手)」と反応していました。
しかし、このやり取りを巡ってファンからは、「冗談でも言っていいことと悪いことがある」「チームメイトにも大会運営にも失礼」「冗談だとしても、選手がこんなこと言ったら冷める」など批判的な声が上がっていました。
◆Crazy Raccoon、どぐら選手からも声明
運営チームは、どぐら選手の今後の対応について、所属チームCrazy Raccoonへ再発防止に向けた選手指導の取組みの徹底の申し入れをしたと報告。
これを受け、Crazy Raccoon側も公式X(旧Twitter)で「【お詫びとご報告】どぐらが配信上で行った発言について」という声明を出し、チームとしても、どぐら選手に厳重な注意を行ったと報告しています。
また、どぐら選手も自身のXで「SFリーガーとして軽率な発言でした。今後、同じことが無いように以後気をつけます。申し訳ありませんでした」と謝罪しています。