■2周年イベントで、あの伏線も回収!? 期待高まるコメントも

──続いて、いよいよ幕開けする2周年イベントに関する質問に移ります。おそらく最も注目されている「シンデレラ」について、ネタバレにならない範囲で教えてください。
リード氏:メインストーリーでもその強さを見せましたが、ゲームの設定的にもかなり頼もしい存在になっていると思います。
作中でも存在感のある「ガラスの靴」を使い、防御やバフによる攻撃など、攻守にわたって活躍します。特にバーストスキル使用時は、「ガラスの靴」で得たバフを一気に放ち、ラプチャーに大ダメージを与えることが可能です。
──生放送で公開されたビジュアルも素晴らしいの一言でしたし、実機プレイで期待も高まりました。運用面でも頼もしそうなので、手に入れるのが楽しみです。


リード氏:2周年イベントの「OLD TALES」は、この「シンデレラ」が主人公となり、生放送でもお伝えした通り100年前の時代を描く物語になります。
──1周年イベントの「RED ASH」ではゴッデス部隊の物語が描かれましたが、「OLD TALES」では同じ時代の「シンデレラ」やフェアリーテールモデル 第2世代にスポットが当たると。
リード氏:「OLD TALES」の物語について少しだけ詳しく話すと、「アナキオール」になる少し前の時代から始まり、どのような経緯で彼女が変化したのか。また、ゴッデス部隊に倒された後、「シンデレラ」の身に何が起きたのか。こうした点について、深く描かれます。
──いうなれば、少し前の「シンデレラ」と、「RED ASH」で倒された後の彼女の物語が語られるのですね。1周年イベントの「MEMORY OF GODDESS」内で伏線が張られていましたが、その伏線が1年越しに回収されるのかと思うとワクワクします。
新ニケといえば、配布SSRのニケとして「ラプンツェル:ピュアグレイス」も実装されますね。彼女も100年前当時のキャラクターなので、今回の「OLD TALES」に関わるのでしょうか?

リード氏:登場はします。ただし「OLD TALES」において、重要なキャラクターではありません。「OLD TALES」は「シンデレラ」たちの物語なので。
──なるほど、「シンデレラ」とフェアリーテールモデル 第2世代に焦点を絞った形なのですね。同じくSSRで実装される「グレイブ」と彼女たちとの関わりも含めて、「OLD TALES」の公開を楽しみにしておきます。
2周年イベントでは、ミニゲーム「IN THE MIRROR」についてお聞かせください。2Dアクションのメトロイドヴァニアを、まさか『勝利の女神:NIKKE』で遊べるとは思いませんでした。

リード氏:2Dアクションのメトロイドヴァニアという方向性は、実は前々から決まっていたんですよ。SHIFT UPさんも、このジャンルに挑戦したいとずっと考えていまして。
──では、満を持してのミニゲーム化だったと。
リード氏:ただ、「IN THE MIRROR」はボリュームも大きいため、開発の難易度は非常に高かったですね。特に、どのようなアクションで「シンデレラ」の動きを表現するかが、1番大きな課題でした。
そうした問題を全て克服し、高品質なコンテンツをプレイヤーにお届けできることを、とても嬉しく思っています。
──「OLD TALES」に新ニケの実装、ミニゲームの「IN THE MIRROR」と、どれも魅力的で嬉しい悲鳴を上げてしまいそうです。新たなメインストーリーの実装も気になるところですが、より広い意味で、これからどのような戦略と展開で『勝利の女神:NIKKE』を成長させていくのでしょうか。

リード氏:運営チームとしましては、「ユーザーさんの意見を重視する」というのが大きな指針になります。ユーザーさんからのフィードバックや好みなどの反響を受け、常に変化する環境を見据えながら、どのようなコンテンツを用意し、いかなる改善を行うのか、その試行錯誤を重要視して進めていきたいと考えています。
──今後の躍進に、個人的にも期待させていただきます。それでは最後に、『勝利の女神:NIKKE』を遊んでいるユーザーの皆様にメッセージをお願いします。
リード氏:この2年間、多くの支持をいただいたことに対して、深く感謝いたします。これまでユーザーさんに愛していただいたのは非常に光栄ですし、その気持ちに運営チームとして応え、より面白さを感じていただけるよう邁進していきたいと思います!
──2周年イベントの盛り上がりも、今から楽しみです。本日はありがとうございました!

※本インタビューは、『勝利の女神:NIKKE』2周年アップデートの実施前に行ったものです。