■まさかあのシーンでまで、もっぺれるなんて……!

たびたび、もっぺりに気を取られてしまいますが、本作におけるゲーム性の中心は、育成したキャラで挑むバトルです。要所要所でパワーアップを選択するものの、基本的にはオートで進み、彼女たちの活躍を眺める時間になります。
誠に残念(?)ながら、バトル中はさすがにもっぺることができない模様。戦っている最中はまさしく“それどころではない”のでしょうし、バトルの合間にあるインターバル中に触れても、陣形内でキャラを移動させるアクションになってしまいます。そのため、ここではもっぺり欲を抑えておきましょう。

ただし、もっぺれずとも、もちもちな彼女たちがきびきびと動いて攻撃する様子は、ちまっこさも手伝って一際愛らしく感じます。
また、バトルと同じくらい重要なのがストーリーです。本作にも様々なストーリーが用意されており、彼女たちの活躍を多彩な形で紡いでくれます。

エルフィンの物語を見てみると、「あー! お腹空いた!」と、まったくブレない発言からスタート。徹頭徹尾、ゆるゆるな女王様です。

そんな物語の最中であっても、この作品はもっぺれます。
立ち絵をタッチするとアクションするゲームは、いくらでも例を出すことができます。しかしまさか、ストーリー中のキャラすらもっぺれるとは……!


無論、もっぺったところで、ストーリーに影響は及ぼしません。あくまで、その時の立ち絵が一時変化するのみ。とはいえ、「お腹が空いてるとよく眠れないのよ!」と言い出す女王様に、「食べ過ぎです!」とツッコむ気持ちを指に込め、キャラに干渉できる感覚は、新しい扉が開きそうな手応えがあります。
ちなみに、本作では喋っているキャラにフォーカスが当たり、隣にいるキャラは暗めに表示されます。こうした会話シーンではよくある演出のひとつですが……。

暗い状態のキャラも、もっぺれるんです。レイヤー的に奥にいるとか、そんなの関係ありません。画面に出ている以上、彼女たちは常に、もっぺられる危険と隣り合わせにいるのです。


訪問に来た子をもっぺり、博識そうなお姉さんももっぺり、キャラクターのステータス画面であってももっぺり。
もはやプレイヤーは、教主ではなくもっぺり屋です。もっぺり屋ってなんだ。これでお金さえ稼げれば、転職したいくらいです。

ほぼ文字通りの意味で、いつでもどこでももっぺられる『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』。「もっぺる」というワードで紹介したところで、その真意がどれほど伝わるか自信はまったくありませんが、しかしもっぺり抜きに語れないのも事実です。本当なんです信じてください!
クローズドβテストに参加した人なら、きっとわかってくれるはず。しかし、今から参加する方法はなく、この持論を証明する手立てはありません。

この記事の信憑性に疑問を抱いた方は、2025年下半期に予定されている配信版に触れて、その目で直接お確かめください。基本無料のアイテム課金制なので、金銭面の負担なく“もっぺり”体験を味わってください!