ビデオゲームに対して忌避感を覚えている人はいまだにおり、とりわけ高齢者は馴染めないと考えている人も少なくありません。しかしそんな考えを持っていた海外YouTuberの父は、『ダークソウル』をきっかけにその考えが解きほぐされたようです。
「ゲームは時間の無駄!」おじいさんの心を溶かす
YouTuber・Babe1Babe2氏の69歳のお父さんはは、これまでゲームに対して「時間の無駄だ」「脳を腐らせる」という偏見を抱いていました。しかし、息子に勧められてプレイした『ダークソウル』をきっかけに、その考えを改めることになります。

配信をしながら本作をプレイしたこのお父さんは最初こそ躊躇していたものの、「処刑者スモウ」や「竜狩りオーンスタイン」で楽しさに気づき、一気に夢中に。「これまで経験したことがないほどスリリングだった」と絶賛するほどハマったようです。
Babe1Babe2氏がなぜ本作をプレイしてくれたのかと尋ねると、「それは君を愛してるからだよ。誰かに近づきたいと思ったら、自分のやりたいことをその人にやらせるよう説得するのではなく、その人のやりたいことを学ぶようにした」と言い、勧められたことが心の底から嬉しかったそうです。
最終的に1,400回ほど「YOU DIED」になりましたが、見事ラスボスを倒しクリア。いまでは「TV番組や映画と違って、自分が参加できるのが良い」とビデオゲームに対する考え方を改めたようです。いまでは『エルデンリング』に夢中になっているほか、自身の妻にも進めるほどの“ゲーマー”になったようです。
偏見を強く持っている人でも、一度触れてみればそれが誤解だったと気づくことは少なくありません。親子愛も感じられる、あたたかいエピソードでした。