任天堂は、開発者インタビュー企画「開発者に訊きました」の第19回『ドンキーコング バナンザ』を公開しました。
『ドンキーコング バナンザ』がスイッチで発売されていたらこんな感じだった?
『ドンキーコング バナンザ』の開発がスタートした経緯やこだわりポイントなどが飛び出した本インタビュー。第2チャプターではステージに注目した話が展開され、一見しただけではわからないもののステージや敵キャラクターは全てブロックで構成された「ボクセル技術」が使われていることなどが明かされました。

また、元々はニンテンドースイッチ向けに開発を進めていたという本作。2021年頃にニンテンドースイッチ2上で動かしてみてはどうかという話が出てきたといいます。そして、スイッチ2に移行した場合に何ができるようになるかを検証した結果、最もわかりやすかったのは配置物の量を増やすことができるという点だったとのことです。
見栄えが良くなるのはもちろん、破壊というコンセプトとの相性もばっちりで、プログラマーやデザイナーにとっても60fpsの実現などできることの幅が広がる結果に。これらの理由から本作はスイッチ2でないといけないと判断したと振り返りました。

インタビュー内ではスイッチでの動作を想定した場合のゲーム画面とスイッチ2上でのゲーム画面の比較画像を公開。草の量が大幅に増えている、光の表現が変化しているなど、画面内の情報量が大きく変化していることがわかります。

スイッチ2向けに7月17日発売!
全3チャプター構成の第19回「開発者に訊きました」では、宮本茂氏との開発中のやり取りやポリーンを巡るBGM作曲の裏話なども知ることができます。『ドンキーコング バナンザ』は、ニンテンドースイッチ2向けに7月17日発売予定です。