ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場

9月下旬から約1ヶ月、ゲームファンの間で嬉しい悲鳴が飛び交う……そんな未来が見えてきそうな、今後の注目作・話題作のラッシュをご覧ください。

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ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場
ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場 全 12 枚 拡大写真

まだ暑さは続くものの、一時期の厳しさがようやく過ぎた感があり、身体的にはそろそろ一段落といったところでしょうか。

しかし、ゲーム業界の過熱ぶりはむしろここからが本番。2025年9月下旬から、多くのゲームファンが注目する話題作のラッシュが始まり、10月中旬~下旬には誰もが一度はその名を耳にしたビッグタイトルが登場します。

期待作が登場するのは嬉しいばかりですが、2本、3本と立て続けに来られては、プレイ時間を確保するのも困難です。すでに現時点だけでも、『トワと神樹の祈り子たち』(9月18日発売)や『空の軌跡 the 1st』(9月19日発売)で手一杯、という人のいることでしょう。

これからの1ヶ月で、果たしてどんなタイトルが続々と登場するのか。ゲームファンが嬉しい悲鳴を上げそうな新作ラッシュの一部をまとめてお届けします。

■『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』:2025年9月26日発売

ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam

1997年に登場した『マリーのアトリエ』から始まった本シリーズは、新たなモノを作り出す錬金術を通して、主人公たちの葛藤と成長を描いてきたRPGです。

近年だけでも、『ライザのアトリエ』シリーズが大きな関心を集め、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』ではオープンフィールドを取り入れるなど、今も目が離せない人気シリーズとして名を馳せています。

また、スマートフォン向けに『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』が2023年に正式サービスを開始しましたが、この作品と世界観やキャラクターを共有する『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』が、今月9月26日に発売されます。

錬金術による調合やタイムラインコマンドバトル、階層型ダンジョン「亜空の道」も待ち受ける探索といった要素に加え、町の復興も大事な目的のひとつ。錬金術で生み出したアイテムを販売し、街を大いに盛り上げましょう。

従来のシリーズ作と同様と考えれば、RPG1本分のボリュームは十分あると思われます。本作のプレイを予定しており、今現在別のゲームを遊んでいる人は、9月26日までにしっかりとクリアしておきましょう。

■『ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ』:2025年9月30日発売

スイッチ2/スイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam

『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』だけでの9月の残り時間が消えてしまいそうですが、月末には『ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ』も控えており、どちらも遊びたい人にとっては嬉しい悲鳴が上がる頃合いでしょう。

『ファイナルファンタジー』シリーズ初の本格シミュレーションRPGとして登場した『ファイナルファンタジータクティクス』は、ジョブやアビリティといったお馴染みの要素をシステムにうまく落とし込み、戦略性に高い新たなゲーム性をシリーズファンに提供しました。

また、松野泰己氏による脚本は、国家間の争いや身分の差などに真正面から斬り込み、その重厚な人間ドラマがプレイヤーの心を力強く捉えて好評を博しました。

この『ファイナルファンタジータクティクス』を可能な限り忠実に再現した「クラシック」モードと、グラフィックの進化、UIの全面一新、大きく加筆・調整されたストーリー、フルボイス対応などの要素を加えた「エンハンスド」モードの両方が楽しめる『ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ』が、9月30日にリリースされます。

ジョブとアビリティを組み合わせてシナジーを見つける模索は、時代が変わろうともその楽しさは変わりません。また、「エンハンスド」モードでさらに深みを増す松野氏のシナリオも魅力的です。9月30日からしばらくは、本作にどっぷり浸かる人も多いことでしょう。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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