ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場

9月下旬から約1ヶ月、ゲームファンの間で嬉しい悲鳴が飛び交う……そんな未来が見えてきそうな、今後の注目作・話題作のラッシュをご覧ください。

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ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場
ゲーム市場が「大作・話題作」ラッシュ!リマスター版『FFT』から“たったの2日後”に『Ghost of Yotei』って密度濃すぎ─国民的RPGが“わずか2週間”で2作品が登場 全 12 枚 拡大写真

■『Ghost of Yotei』:2025年10月2日

PS5

9月下旬に話題作が一気に2本も出ましたが、明けて10月2日に早々とビッグタイトルが登場します。その名は、『Ghost of Yotei』。対馬で蒙古と戦う過酷な物語を描いた『Ghost of Tsushima』の流れを汲むシリーズ第2作目です。

『Ghost of Tsushima』経験者は、共通するゲームシステムや新たに加わった要素など、前作との違いや変化も存分に楽しめることでしょう。ただし、『Ghost of Yotei』の舞台は前作から300年以上が経った1603年の蝦夷地なので、未経験者でもプレイ上の問題は全くありません。

時代劇の殺陣をモチーフとしたバトルは今回も健在で、戦闘の緊張感はもちろん、見栄えのよいアクションで没入感を促します。また、時代が進んだことで「銃」が使えるようになり、太刀などの近接武器と種子島の遠距離攻撃を併用する立ち回りは、本作ならではの醍醐味です。

主人公の篤は、幼き頃に家族を殺されており、その仇敵「羊蹄六人衆」を討つために蝦夷地を旅する武芸者です。太刀や種子島だけでなく、槍や長弓も使うことができ、多彩な武器が篤の復讐劇を彩ります。

今回取り上げるゲームを全て遊ぶ人はさすがに稀だと思いますが、『FFT イヴァリース クロニクルズ』と『Ghost of Yotei』のどちらにも惹かれている、という方は少なからずいることでしょう。

しかし、両作品の発売日の開きはごくわずか。『FFT イヴァリース クロニクルズ』の2日後に『Ghost of Yotei』がリリースされるため、どちらかの作品は後回しにせざるを得ません。その苦渋の決断を、今のうちに済ませておきましょう。

■『へべれけ ばにーがーでん』:2025年10月9日発売

スイッチ/Steam

『紅の錬金術士と白の守護者』『FFT イヴァリース クロニクルズ』『Ghost of Yotei』といった話題作3本が、なんと1週間以内に発売されます。この濃密すぎるラッシュに、嬉しい悲鳴が上がるのも当然でしょう。

『Ghost of Yotei』と同日に発売される『デジモンストーリー タイムストレンジャー』なども含め、10月上旬も様々な新作ゲームが彩るため、この期間も油断はできません。また、意外な伏兵にプレイ時間を奪われる可能性も十分あります。

そんなダークホース的な存在として見逃せないのが、4月25日に配信された「qureate Digest 2025-2026タイトルラインナップ」にて発表された『へべれけ ばにーがーでん』です。

好みは分かれやすいものの、キャストとのコミュニケーションに心まで溶かされてしまうプレイヤーを続出させた『バニーガーデン』。この話題作のスピンオフとして登場する『へべれけ ばにーがーでん』はジャンルを大きく変更し、“へべれけ”状態のキャストを操作するアクションゲームとして登場します。

お酒を飲むのも、キャストたちの大事な仕事のひとつ。その結果、まっすぐ歩くことすら困難な“へべれけ状態”になった彼女たちが、果たして無事に家へ帰れるのか。その結果は、操作するプレイヤーの腕にかかっています。

『へべれけ ばにーがーでん』は、ここまで紹介した作品とは方向性も内容もガラッと変わりますが、どハマりする人には絶対に外せないパワフルさを持ち合わせています。本作を遊ぶために、『Ghost of Yotei』のプレイを一時休止する……という人がゼロとは言いきれません。

刺さる人は限られているものの、一部の人にとっては見逃すわけにいかないマストな1本。『へべれけ ばにーがーでん』のプレイ予定も、しっかりと開けておきましょう。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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