ネットマーブルが待望のSFファンタジーMMORPG『RFオンラインネクスト』を9月30日にリリースされました。本作は「バイオスーツ」や巨大兵器「神機」によるバトルが魅力的なMMO。「SFやメカに興味がある」という方はもちろん、MMOとしての基本を踏まえながらもひと味違う『RFオンラインネクスト』を、本稿では紹介していきます。
『RFオンラインネクスト』公式サイトバトルスーツの切り替えによって多様に変化するプレイスタイル!GvGから“RvR”まで揃ったMMO

『RFオンラインネクスト』は、SFファンタジーの世界で繰り広げられるMMORPG。プレイヤーは「バイオスーツ」を着て戦場に立つことになります。本作の特徴としては「バイオスーツ」で空を飛び回り、さらには巨大兵器である「神機」に乗り込み戦うMMOだということが挙げられるでしょう。これが取っつきやすいMMOのスタイルに良い味を加えているのです。さて、冒頭ではどのタイプのバイオスーツを装着するか選ぶことになります。

この違いは、要するにジョブのようなもの。たとえば「パニッシャー」は遠距離火力に特化した役割で、重火器による遠距離攻撃を主体とします。「ファントム」は近接および対人に特化した、アサシン的な役回り。「エンフォーサー」は近接防御に特化したタイプです。


ちなみに、ここではあくまで「初期のバイオスーツを選ぶ」というだけであって、後で着替えることも可能。計7種類のバイオスーツがありますが、前述したとおりいつでも変更可能なので、“プレイしながら自分に適したタイプを探していく”気持ちでも良いかも。どれもカッコいいので、初めは好みで選んでもいいかもしれません! ちなみに、筆者は斧を振るう攻撃特化の「ドレッドノート」を選びました。

プレイヤーは「サイオン」という存在になって『RFオンラインネクスト』の世界を駆けていくことになります。サイオンとは、バイオスーツや太古の超技術「アーケインの遺物」を操れる貴重な存在のこと。この強力な力を傭兵として使って三国間で行われている戦争に介入していくのです。

そしてこれらの世界観が、ゲームモードにも実装されています。『RFオンラインネクスト』はMMORPGだけあってギルドなどをはじめとした連携も重要。それにともないPvP、GvGも実装されているわけで、この三国間で行われている資源争奪戦争「クォーリー戦争」や、4つのギルドによって行われる「エデン争奪戦」が定期的に開催されます。「エデン争奪戦」に関しては先行体験会でのレポートが別途掲載されているので、気になった方はぜひ一読を!
巨大兵器群vs機械竜……ワールドボス「ヴリトラ」に挑んでみた!
『RFオンラインネクスト』メインストーリーでは「アーケインの遺物」を深掘りする形で物語が展開していきます。資源は“ホーリーストーン”と言われる物質ですが、これを守る「ホーリーストーンキーパー」という存在もいます。これはどの国にも属さず、ホーリーストーンを過剰に採掘し続けると現れてしまいます。



メインストーリー冒頭でも悪魔のようなホーリーストーンキーパーが出現し、これに主人公たちサイオンは神機(ざっくりいうと巨大ロボ!!)に乗り込んで戦います。「これが軍事力だ!」と言わんばかりの物量でなんとか撃退に成功しますが……プレイヤーをめぐる物語はここから激動し始めますが……本稿では割愛! 気になった方はぜひ『RFオンラインネクスト』をプレイしてみてください。
『RFオンラインネクスト』公式サイト
さて、『RFオンラインネクスト』の醍醐味のひとつである「神機」はイベントバトルのみならず、プレイ中もたびたび乗ることになります。プレイヤーレベルが上がると自発的に乗り込める“切り札”のようなものになるのです!


とはいえ、初めに手に入る神機は簡素なもの。正直この「工業用を兵器転用したぜ!」みたいなビジュアルも好きですが、レアリティが伝説級になると相当カッコよい機体に乗れちゃいます。GvGなどでハイエンドな神機に乗り込むとかなり目立つことでしょう。

『RFオンラインネクスト』はMMORPGとしての基礎を崩さないMMOユーザー安心のスタイルですが、バイオスーツを初めとしたSFファンタジーな戦闘は観ていて飽きません。


ゲーム序盤はともかく、装備が整ってくると「やっぱり自分の主力ジョブは『エンフォーサー』だな!」などが心の中で決まってきますが、普段の戦闘ではちょっとバイオスーツを変えてみよう程度の気軽さで別の遊び方が出来ます。むしろたまたま良いバイオスーツが手に入った時のために、普段から多くのジョブに触れておいた方がいいかも!

ちなみに、バイオスーツは空を自由に飛べるのですが、これが気持ちいい。飛行禁止区域はありますが、集落の中でも空を飛ぶことができるので移動が快適です。クエストやバトルのオート進行も、ゲームをしていなくても狩りしてくれるオフラインモードなど豊富に用意してくれているのですが、時にはオートを切って空を飛びながら移動したくなりますね!


もちろんPvPやGvGのみならず、MMORPGの花形と言える大人数でのワールドレイドなども用意されています。筆者はヴリトラにチャレンジしてみました。巨大な機械仕掛けのヴリトラに、同サーバー内の仲間と挑みます。絶対ひとりじゃ敵わない敵相手に、軍隊のように波状攻撃が仕掛けられます。

神機システムの良い点は、発動タイミングをこちらが決められること。強い神機であればヴリトラ相手に最初から最後まで戦えたのかもしれませんが、筆者のはまだ「工業用を兵器転用したぜ!」なやつ。ヴリトラの薙ぎ払いをくらい、早々に切り札を使う決心がつきました。

しかしそれでもかなりタフ!! 正直バイオスーツのみで戦っていれば早々に倒されて、決着まで見届けることが出来なかったであろうヴリトラに最後まで食らいつきDPSに貢献することができました! ……終盤で神機は壊されましたが! アサルトダイブなどを繰り広げてきた機械の竜に一矢報いた気分です。

もちろんボスは「ヴリトラ」だけにあらず。ワールドボスにはまだまだ「クレヴァー」「ストーンワーム」などがいますし、フィールドボスもたくさん存在しています。ストーンワームなどはLv.65から参戦可能とあって、どんな技をもった難敵なのか期待が高まります(今回挑んだ「ヴリトラ」がLv.35から参戦可能)。

『RFオンラインネクスト』はMMORPGとしての基礎をしっかりと整えた上で、「バイオスーツ」「神機」を始めとした要素の数々で、SFファンタジーが掘り下げられたタイトルでした。世界観が気に入った方はもちろんオススメですが、プレイヤーの切り札として作用している「神機」も、MMORPGに一味加えていて良い感じです。仲間と共闘する際にも貢献していると実感できて、楽しめます。なによりメカはロマンですしね!
大規模PvPやGvGはサービス開始後、すこしの間をおいてから開始されるとあって体験できませんでしたが、対人においても「いつ、誰に対して、どの情勢で神機を使うか」はかなり考えさせられるはず。ぜひ、その戦術面も注目していきたいです。なんにせよサービスが始まったばかりの『RFオンラインネクスト』、今が始め時と言えるでしょう!
SFファンタジーMMORPG『RFオンラインネクスト』はスマホ/PC向けにリリース中です。
『RFオンラインネクスト』公式サイト