でらゲー新作『アウトランカーズ』開発陣がやって来た!試合時間3分で“本格アクション”が楽しめる本作の魅力を聞いた

2025年内にリリースされるでらゲー新作『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』。今回、開発陣と応援アンバサダーが編集部に遊びに来てくれました。プレイと合わせて、その模様をお届けします。

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でらゲー新作『アウトランカーズ』開発陣がやって来た!試合時間3分で“本格アクション”が楽しめる本作の魅力を聞いた
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2025年内にリリースが決定した、「でらゲー」が手掛ける『OUTRANKERS(以下、アウトランカーズ)』。本作は、ゲーム内で登場する資源「エルピス」を、AIプレイヤー2名を率いた3チームで奪い合うアクションゲームです。

ゲームクリエイター・岡本吉起氏のYouTube企画「神ゲーつくろう!」から制作が始まった本作は、老若男女誰もが遊びやすいカジュアルなゲーム性が特徴の新作スマホ向けタイトルとなっています。

今回、でらゲーより『アウトランカーズ』開発メンバーが本作の魅力を伝えるべく編集部へと来て頂きました。本稿では、開発プロデューサー・西谷亮氏、開発ディレクター・美根俊一氏、宣伝プロデューサー・河本清翔氏に伺った興味深い話の数々や、同席した本作の応援アンバサダー、アンジェラ芽衣さんと清水れいさんのおふたりと筆者による実機プレイの様子をまとめてお届けします。

※本文中のゲーム画像は、すべて開発中のものです。

◆もともとは「対戦格闘ゲーム」を作る企画から始まった

まず本作について西谷氏は、制作する上で「プレイヤーの不満点を無くす」ことを重点的に考えたとのこと。その結果、「格闘ゲームでは勝利すると楽しさが倍増する一方、敗北したときの悲しさが大きすぎる」という点を直したいとし、プレイヤー1人が持つ責任や負けたときに感じる辛さを薄めるためにプレイヤーそれぞれが楽しさを共有できる、3人1チームの9人で対戦する本作のゲーム性が生まれました。

画像:西谷亮氏

さらに現代のゲームプレイヤーには、勝つことに抵抗感を覚える人も存在することに西谷氏は驚いたそう。このようなプレイヤーに向けて、ただ倒すだけではなく、「“エルピス“を多く集めたチーム勝つ」に置き換えた『アウトランカーズ』が誕生しました。

カジュアル思考の作品とはいえ、ゲーム性は手段を問わない三つ巴の乱戦ゲーム。チームにバリアを与えたり敵を人形に変えたりと、各キャラクターには多様なスキルと育成要素があり、戦略的な駆け引きも楽しめます。

本作では狙った方向にスキルを打ちつつ、相手の攻撃を避けるなどアクションゲーム特有の操作技術も求められます。さらに約1分ごとに“ハプニング”が発生することで、戦況が大きく変化するため、それに対応するアドリブ力も重要。

一方、操作は自由に動かせる方法と、マップ上の地点を指定して自動で動くオート移動にも対応しています。初心者はオート移動で操作やバトルに集中でき、上級者はスキル操作で勝負できる設計で、幅広い層のプレイヤーが自分のスタイルで遊べるゲームになっています。

◆推しキャラのストーリーや育成要素も充実

画像:美根俊一氏

続いて、開発ディレクターの美根氏より『アウトランカーズ』のストーリーやキャラクターの育成要素についてご紹介頂きました。舞台は200年後の地球で、隕石によって地上は汚染されており、人々は地下で生活しています。

この世界には「エルピス」という資源が存在し、人々の生存に不可欠です。しかし汚染された地上に出るのは危険なため、罪人たちが「アビスシフト」という番組で「エルピス」の回収に送り込まれることになります。なお、その模様は地下で配信されていて人々の娯楽にもなっているとのこと。 

プレイヤーが操作するキャラクターは全員、何らかの罪を犯した“罪人”で、犯した罪に関してはメインストーリーなどで明らかになっていきます。

各キャラクターには個別ストーリーが用意され、気に入ったキャラクターをとことん深掘りできます。また、“面会システム”という交流機能で差し入れを渡すと、親密度が上がり特別なセリフやアイテムを入手できるプレイヤーにとって嬉しい仕様となっているのもポイントです。

また、キャラクターにはスキルのアビリティを解放するツリーが存在します。こちらはゲーム内で入手できる素材を使って強化可能で、段階的にブロンズ→シルバー→ゴールドと昇格し、それに応じてスキル性能も強くなっていく仕組みとなっています。

スキルにスロットがあり、ツリーが昇格するとスロットが3段階まで解放

さらに“ギア”という装備要素も用意。そちらはエルピスの回収についての強化が多いとのことで、対人性能はスキルのアビリティで強化し、ギアを装備してゲームを有利に進められるような強化ができそうです。

キャラクターの追加は1シーズン(7週間)に1体予定されており、また技の追加やバランス調整もシーズン切り替え時に実施予定。他にも、お気に入りキャラクターのコスチュームや、報酬を獲得できるシーズンパスも用意され、ひと月ごとに楽しめる要素が実装される予定です。

シーズン1の追加キャラクターとなる「クラリス」

◆『アウトランカーズ』を先行プレイ!エルピスを“守る”のか“奪う”のか超重要

ゲーム概要の大体を説明し終わったところで、実機プレイを楽しみました。メンバーは、応援アンバサダーを務めるアンジェラ芽衣さんと清水れいさんに筆者を加えた3人で、前述の通り、プレイヤー1人にAIの2キャラが加わる3人チームで対決しました。

応援アンバサダーのおふたりは、すでに本作のプレイ経験者。特にアンジェラ芽衣さんは、10月に開催されたクローズドβテストをやり込み、全体ランキングに入るほどの実力者でした。クマの人形のようなアルに乗る可愛らしいミザリィのボイスが聞きたくて、ついついやり込んでしまったそうです。

画像:アンジェラ芽衣さん
アンジェラ芽衣さんの推しキャラクター。移動は遅いが体がとにかく硬い。

清水れいさんは、以前開催された『アウトランカーズ』の発表会でコスプレをしていたリンをチョイス。初プレイだった筆者もなんとか食らいつこうとしましたが、成すすべもなく圧倒され敗北してしまいました。

画像:清水れいさん
こちらが清水さんが使用したリン。射程もそこそこあるオーソドックスなキャラクターで使いやすい!

ゲームプレイで感じたのは、バトルフィールドに出現するモンスターを倒してエルピス集めに従事するか、敵の陣地を破壊して相手のエルピスを奪うか、という2つの戦略の難しさ。エルピス集めや相手の陣地を攻めると自分の陣地が守れない状況が発生するため、状況を探りながら最適な目標を定めることが重要となります。

さらに、回復を阻害する毒を振りまくキャラクターへの対処や、試合中に一度だけ使用できる自陣へのテレポートなどを考えなければならず、3分という短い試合時間ですが、本作の奥深さを十分に味わえます。

夢中でプレイしているうちに3戦目に突入。悔しがる筆者を配慮してか、開発陣の方に強化キャラクターを使わせてもらい、最後はギリギリの戦いで「赤チームを攻めたら勝てる!」と叫びつつ、なんとか勝利を収めて逃げることができました。情けないとは言わせない。

結果、3分という限られたゲーム時間でも熱中出来る駆け引きを楽しむことができました。今回の試遊では、触れることのできなかった要素もありましたが、本作が気になった方の参考になれば幸いです。『アウトランカーズ』は、App Store/Google Playにて事前登録も受付中なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


『アウトランカーズ』は、2025年内にリリース開始予定です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《まっつぁん》

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