
ZETA DIVISIONは、所属メンバー・関優太さんを巡る誹謗中傷行為の対応訴訟について、加害者との間で和解に至ったことを報告しました。
◆関優太さんを巡る誹謗中傷行為対応訴訟に進展
本件は、ネット掲示板「好き嫌い.com」にて、関優太さん及びその家族が殺害予告を受けたというもの。この投稿者に対し、発信者情報開示を受けて民事訴訟を提起。ZETA DIVISION側の主張が認められ、2025年3月に東京地方裁判所より、不法行為に基づく損害賠償請求を認容する旨の判決を得ていました。
しかし、認定された損害額が十分でないと考え、東京高等裁判所に対して即時控訴。控訴審においては、ZETA DIVISION側の主張が一部認められる見通しが立ったことに伴い、最終的に「個人名を公開しないこと、本件訴訟の概要を公表すること」を条件として、加害者との間で和解に至ったといいます。
また、上記とは別に、所属メンバーにSNS上で誹謗中傷発言を行った人物に対して、発信者情報開示を受けて損害賠償請求訴訟を提起していたとのこと。こちらも主張が認められ、当該メンバーに対して損害賠償を行う旨の判決を得たといいます。
◆これまで以上に誹謗中傷対応の取り組みを強化
ZETA DIVISIONは、こうした誹謗中傷対応の取り組みを強化すべく、新たに「ZETA DIVISION誹謗中傷行為対応指針」を策定しました。
一定の限度を超えた投稿については、所属メンバーの意思確認を経て全件を発信者情報開示請求の対象とするとともに、事案に応じて最終的に刑事告訴を行うことも念頭に、厳格に対応していくといいます。
また、裁判において認められた損害額に不服がある場合には高等裁判所への控訴を行う等、誹謗中傷行為に対して社会全体が慎重に対応する環境の実現に向けて、誠心誠意対応していくとも宣言しています。