ユーザーの許可なくMetaへ個人情報を開示していた疑い―海外有名パッケージ販売メーカーを相手取る訴訟が約4億2,800万円の支払いで和解

Limited Run GamesがMetaへと個人情報を開示していた疑いの裁判は実質同社の負けとなりました。

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ユーザーの許可なくMetaへ個人情報を開示していた疑い―海外有名パッケージ販売メーカーを相手取る訴訟が約4億2,800万円の支払いで和解
ユーザーの許可なくMetaへ個人情報を開示していた疑い―海外有名パッケージ販売メーカーを相手取る訴訟が約4億2,800万円の支払いで和解 全 3 枚 拡大写真

2025年12月20日、Limited Run Gamesへの訴訟の結果を伝えるWebサイトが開設され、同社が当人の許可なく個人の情報をMetaに開示したのではないかとして訴訟された裁判が272万ドル(約4億2,800万円)の支払いにて和解に至ったことが明らかとされました。

Limited Run Gamesユーザーの個人情報がMetaに開示されていた疑いの裁判、4億円以上の支払いにて和解へ

Limited Run Gamesは海外のパッケージメーカーで、豪華な限定版の販売の他、『トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー』など復刻版レトロゲームのパブリッシングも行っています。この裁判は、Limited Run Gamesのゲーム内に含まれる映像を閲覧したユーザーの情報がMetaに開示されているのではないか?として米国在住の2人がLimited Run Gamesを相手取って訴訟を起こしたものです。Limited Run Gamesはこの疑いを否定し、裁判所はこの事実の認定については下しませんでしたが、結果として、Limited Run Gamesが272万ドル(約4億2,800万円)の和解金を支払って和解するという事実上の原告勝訴の結審となりました。

現在この訴訟の結果を伝えるWebサイト内で、和解金を受け取れる資格のある人の受付フォームが用意されています。資格のある条件は以下の通りです。

  • 米国在住の個人であること。

  • 2016年1月1日から2025年6月20日までの間に、Limited Run Gamesが販売し、その中からストリーミング再生される「カットシーン」を含むビデオゲームを購入した者。

以上の条件を満たしていれば、2026年1月20日までに規定事項を申し込むことにより按分の和解金を受け取る対象となれるとのことです。


《ずんこ。》

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