◆第1展示棟2階、アートギャラリー
第1展示棟2階への入場ゲート前の壁面には多数のイラストが描かれています。

入場してエスカレーターで上ると第1展示棟2階。ここではこれまで任天堂が発売した数々の製品が展示されています。こちらは撮影禁止のためテキストでご紹介すると、ハードとパッケージが多数展示されてるのはもちろん、一部は動いている“実機”を見ることができるので懐かしい気持ちになれました。
そして、2025年9月3日にオープンした「アートギャラリー」もこの階にあります。『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』、『スプラトゥーン』『星のカービィ』などのアート、設定画といった貴重な資料が展示されています。マリオについてひとつあげると、ゴールについてボツ案・採用案の指示が記載されており見応えがありました。
また、10月2日から発売中の「ニンテンドーミュージアム オフィシャルブック Vol.01」はこちらで販売されており、日本語版と英語版の2種類が用意されています。内容は各施設や限定商品の紹介に加えて、「スーパーマリオブラザーズ40周年特集」が掲載。特集は宮本茂氏をはじめとした生みの親たちによる座談会、原画、アイデアスケッチなど必見の内容です。

◆ライトアップまでの過ごし方
2階の展示を一通り回った後は1階体験展示へ。ここでは館内のみで使用できる「コイン」を使って体験ができます。各ブース賑わっており、並ぶものもありましたが回転率は早く、他人のプレイを見て楽しめるので退屈しませんでした。










それから食事をとるために第1展示棟を退場し、カフェ「はてなバーガー」へ。14時頃に向かいましたが、30分くらい並びました。カフェでは組み合わせは27万通り以上からオリジナルハンバーガーを作ることもできますが、筆者は優柔不断なので定番バーガーの「WASABIビーフバーガー」を注文。わさびの風味はほんのり、ビーフパティはしっかりとした食感で美味でした。




食事を終えた後はライトアップまで物販を見たり、展示をもう一度回ったりして過ごしました。ここで個人的なオススメ展示「シリーズの進化」を紹介します。本展示では『マリオ』をはじめとした8タイトルの進化を8台のモニターを使って同時に観ることができます。1タイトルあたり約2~3分で、各作品がハード毎にどのように変化したのかはもちろん、作品を生かした演出は見応え十分。
例えば『ポケモン』なら、博士などが挨拶するオープニングから始まり、対戦や通信交換、伝説のポケモンと対峙するピカチュウといった具合です。中でも『ゼルダ』のマスターソードを抜くシーンがズラッと並ぶのは圧巻です。
モニターが8台もあるので全部見ようとすると目が足りません。近くで見比べたり、少し遠目から全部を俯瞰したりすることで何度でも楽しめます。また、モニターの前には椅子が設置してあるためじっくり見ることができるのもオススメポイントです。


