
ナイアンティックは、株式会社ポケモンと共同運営するスマホ向け位置情報ゲームアプリ『ポケモン GO』において、日本AED財団とパートナーシップ契約を締結しました。
◆『ポケモンGO』AED設置箇所をポケストップ化!
2026年5月1日より、現実世界のAED(自動体外式除細動器)設置箇所をゲーム内のキースポット「ポケストップ」として登場させる取り組みを開始。AED設置箇所に登場するポケストップには、てあてポケモン「パーモット」がデザインされたフォトディスクが表示されます。

スタート時は東京都内を中心に約1,000箇所に設置され、2026年7月中旬までに全国約13,000箇所へ順次拡大予定。設置場所は日本AED財団が運営するAEDマップ「AED N@VI」の情報をもとに決定されます。

取り組みの背景にはAEDの認知・活用が十分に進んでいないという社会課題があるとのこと。厚生労働省の推計によると、国内のAED設置台数は約67万台とされていますが、設置場所の登録義務がないため所在の把握が不十分な状況。心臓突然死で亡くなる方は年間約9万人にのぼり、心肺蘇生およびAEDの使用によって救命率は4倍になることが総務省消防庁のデータで示されています。

一方、目撃された心停止においてもAEDによる電気ショックが実施される割合はわずか5%にとどまっているのが現状です。そのため。身近にあるAEDに気づき、いざという時の備えにつながるよう、ゲーム&街歩きによる新しい形のAED認知向上に貢献していくのが狙いとしています。
■株式会社ナイアンティック シニアディレクター 河村 悠生
『ポケモン GO』は2016年のサービス開始から今年で10周年を迎えます。これまでナイアンティックは、トレーナーの皆様に、ゲームを通じて現実世界を探索し、人とつながる体験を提供してきました。10周年の節目にあたり、これまで培ってきた現実世界との接点を、より社会的意義のある取り組みに活かしていきたいと考えています。日本AED財団様とのパートナーシップを通じて『ポケモン GO』が日常の中で命を守る意識と行動の広がりに貢献できることを期待しています。
■公益財団法人 日本AED財団 専務理事 京都大学大学院 医学研究科 予防医療学分野 教授 石見 拓
日本AED財団は、AEDに関わる普及啓発活動を推進するとともに、誰もがAEDを使用して倒れた人を救命できる社会を目指して取り組みを始め、10年の節目を迎えます。市民によるAEDの使用が可能となってから20年が経過し、AEDという言葉は広く認知されるようになりました。しかし、倒れる瞬間を目撃された心停止であってもAEDによる電気ショックが実施されている割合は目撃例のわずか5%にとどまっています。このたびの『ポケモン GO』とのパートナーシップを通じて、より多くの方々にAEDへの関心を高めていただき、誰もがAEDを使用して救命に関わることのできる社会の実現につながることを期待しています。
『ポケモンGO』はスマホ向けに基本プレイ無料(アイテム課金制)で配信中。AED設置箇所の「ポケストップ」は5月1日より順次登場予定です。
詳細は公式サイトをご確認ください。



