【特集】「何食べてたらこの名前と見た目思い付くんだよ」が全作品で健在!『ダンロン』のDNAが息づくトゥーキョーゲームスおすすめ3選

『ダンガンロンパ』スタッフ陣が再集結した「トゥーキョーゲームス」作品の魅力を絶望的に分析して紹介!

ゲーム 特集
【特集】「何食べてたらこの名前と見た目思い付くんだよ」が全作品で健在!『ダンロン』のDNAが息づくトゥーキョーゲームスおすすめ3選
【特集】「何食べてたらこの名前と見た目思い付くんだよ」が全作品で健在!『ダンロン』のDNAが息づくトゥーキョーゲームスおすすめ3選 全 20 枚 拡大写真

ダークで不気味な『終天教団』。最も恐ろしいのは……?

3つ目に紹介する『終天教団』は、人類の滅亡を願う「終天教」が統治する国家を舞台に繰り広げられるマルチジャンルADV。DMM GAMESとの協業で開発されており、また新しいエッセンスが入ったタイトルです。

プレイヤーは暗殺されバラバラ死体となってしまったものの神の力によって一時的に蘇った「教祖」となり、数日の間に「自分を殺した犯人は誰か」を突き止めていく、インパクトありまくりかつ謎に満ちた物語が描かれます。

本作では『絶体絶望少女』や『ニューダンガンロンパV3』に参加した「しまどりる」氏がアートを担当

容疑者となるのは教団の幹部5名。彼らのうち誰を疑うかによって個別ルートへと分岐するのですが、ムービーでも紹介されているように、王道の推理アドベンチャーだけでなく恋愛ADVになったりステルスアクションになったりと、まったく異なるゲームへと変化。そしてその先にはまさかの……と、ここからは是非プレイしてご確認を。

ネタバレを控えながら紹介するのが難しすぎる個性

「謎ばかりの状況に置かれて何も分からないまま」な始まり方や人の生死が描かれる物語はトゥーキョーゲームス作品や『ダンロン』シリーズの共通点ではあるものの、本作は何せ主人公が滅亡を目指す宗教の教祖であり、しかも開幕から暗殺されてスタートなので血生臭い展開も多めで、個人的には最もダークなテイストが感じられた作品でした。

いずれのルートでも難解な壁が立ちはだかる

主人公の下辺零(仮)は生前の記憶を失っており、それを取り戻すのも目的のひとつ。すごく穏やかかつ良いリアクションの素敵な人物に見えるのですが、前述の通り教祖だと明らかになっているため、遊べば遊ぶほど教団の“ヤバさ”が盛り盛り見えてきて「これ、自分(下辺零)は大丈夫な人なんだよね?」と疑心暗鬼になる不気味さが印象に残ります。

第一印象はすごく可愛らしい感じなのに

これまで紹介した2作品における「超探偵能力」「我駆力」といった名前もなく、ただただ「神の力」と言われて超常現象が起こるのもちょいと不気味で、いつも以上にサイケデリックでカルトチックな音楽とアートが不安感を煽って来ます。

ルートが多いのでキャラも大勢登場しますが、やはり主人公と幹部の関係性が本作のミソ。幹部の中にビジュアルや声が刺さるキャラがいるのであれば、今すぐにでも手に取っていただきたい1本です。

吹き出しが表示されるコミック風のUIも特徴

こんな方におすすめ!

  • カルトで不気味……でも、そんなダークな雰囲気が好物です

  • どう考えても裏があるキャラに惹かれる。幹部のビジュが好み!

  • 段階的に秘密が明らかになっていく構造や斬新なゲームシステムに興味あり


「何食べてたらこの名前と見た目思い付くんだよ」なキャラクターや、シリアスが軸にあるからこそ痛烈に印象に残るコミカルなシーン。そして勝手に深読みしてしまうほど雰囲気を煽るBGMなどなど……皆さんの中で「『ダンロン』といえば」の魅力は数あると思われますが、今回紹介した作品の中にもそれらは少しずつ形を変えて登場しています。

本稿ではネタバレになりそうな点には気を付けて紹介したため、実際にプレイすると「ここもめっちゃ『ダンロン』ファンに良い要素じゃん!」となる部分もあるはず。ぜひぜひ、楽しくて絶望的な物語の数々をご賞味くださいませ。

ダンガンロンパ/ゼロ(上) (星海社 e-FICTIONS)
¥1,143
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
  1. «
  2. 1
  3. 2

《ハル飯田》

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

+ 続きを読む

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース