「DSの自作ソフトを認めないのは恥」―id創業者のJohn Carmack氏

『Doom』などで知られるid Softwareの共同創業者でゲームデザイナーとして著名なJohn Carmack氏は、IGNとのインタビューの中で、ニンテンドーDSの面白さに触れ、これを一般にも開放しないのは非常に残念な事だと述べました。

任天堂 DS
『Doom』などで知られるid Softwareの共同創業者でゲームデザイナーとして著名なJohn Carmack氏は、IGNとのインタビューの中で、ニンテンドーDSの面白さに触れ、これを一般にも開放しないのは非常に残念な事だと述べました。

「DSで自作ソフト(Homebrew)が公式に許可されサポートされてないのは恥ずべきことです。DSは、高レベルで初心者が沢山入っていくようなウェブやアプリケーションと違って、最近の腕のあるプログラマーにとって低レベルでデザイン出来る素晴らしいプラットフォームになるだろうと思うからです」

idは『Orcs & Elves』という作品をDSでリリースしますが、Carmack氏は3Dコードを4日間で書いたそうです。「DSは個人的に仕事をしてきた中で恐らく最も面白いプラットフォームです。スーパーファミコン、メガドライブ、ジャガーといった初期のハードも面白いものがありましたが、お粗末なツールしかありませんでした」

Xbox360の「XNA Game Studio Express」のような自作ソフトを作れる環境があれば面白いかもしれませんね。

《土本学》

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