WiiやiPhoneのブラウザは危険性が高いと研究者が指摘
カリフォルニア大学デービス校の研究者は、金曜日に開催された「Usability, Psyschology, and Security Conference 2008」にて、WiiやiPhoneのブラウザは、通常のPCのブラウザと比べてセキュリティ面での危険性が高いと警告したということです。
任天堂
Wii
発表によればWiiのオペラやiPhoneのサファリの利用者は、その利便性からアドレスバーでURLを表示するよりも、クリックでリンクを辿る傾向が強く、簡単なJavaScriptなどでアドレスバーの表示を消したり、ドメイン名を改変することで、フィッシングサイトなどに導く事ができると指摘しています。
研究者らは対策の為にブラウザをアップデートするといった方法を取るよりは、フィッシングサイトなどへのアクセスを遮断するためのプロキシを通すようにすべきだとしています。本件に関してオペラやアップルはコメントしていません。