『天外魔境』がGCとPS2で発売決定

名前のない部屋によると、ハドソンの大作和風RPGシリーズ「天外魔境」の既出作『天外魔境2 卍MARU』とPC-FXで開発中と発表されていたにも関わらず幻のソフトとなった『天外魔境3 NAMIDA』がGCとPS2にて発売が決定しました。GC版の方が少しタイミングが早く発売されるんだとか。

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名前のない部屋によると、ハドソンの大作和風RPGシリーズ「天外魔境」の既出作『天外魔境2 卍MARU』とPC-FXで開発中と発表されていたにも関わらず幻のソフトとなった『天外魔境3 NAMIDA』がGCとPS2にて発売が決定しました。GC版の方が少しタイミングが早く発売されるんだとか。

天外魔境2 卍MARUはフィールドが3Dになり、主要イベントがムービーになっているそうです。また、シナリオのほうには特に変更はしていないそうな。個人的にはあまりいじられたくないのが本音ですね。素晴らしいシナリオです。是非一度体験して頂きたい。

また、幻の一本となっていた「天外魔境3 NAMIDA」は来春発売予定。キャラはポリゴンで描写されていたようで、詳細は不明。

天外魔境シリーズはREDの広井王子氏がポール・ヒエロニムス・チャダ氏の著作「FAR EAST OF EDEN」に出会った事をきっかけに作られたハドソンの名作RPGシリーズです。当初はアニメになる予定がうまくいかず、それを企画をハドソンが拾ったんだとか。過去の日本をベースにしたファンタジックな世界観で、火の民と根の民という二つの民族と絡めてストーリーが展開していきます。シリーズ構成としては下記の通り、RPGと対戦格闘アクションゲームで構成されています。

広井氏、桝田氏、そして音楽の坂本龍一など多くの優秀なスタッフとPC-Engine CD-ROM2システム、スーパーCD-ROM2システムというハードに恵まれてシリーズを出すたびに大ヒットとなりました。最近では、少年ジャンプで連載されているNARUTO-ナルト-というマンガ、GCとGBAでもゲーム化されたそれにて「伝説の三忍」と称して自来也、大蛇丸、綱手というキャラクターが登場しますが、これがそのまま「天外魔境1」の主人公達と全く同じ組み合わせだったりします。

今では珍しくなくなりましたが、CD-ROM2システムを活かして各所のイベントシーンでキャラクターが喋るのが当時のわたしには非常に印象的でした。特に、2に登場する火の民の創造主「マリ」を演じた女優・岸田今日子さんが実に印象的で、巧く演じきっておられます。今回も出てきてくれるかなぁ。

【RPG】
1988.06.30:天外魔境 ZIRAIA
1992.03.26:天外魔境2 卍MARU
1993.07.10:天外魔境風雲カブキ伝
1995.12.22:天外魔境ZERO
1997.01.14:天外魔境第四の黙示録

【RPG】
1995.02.24:天外魔境カブキ一刀涼談
1995.07.28:天外魔境電脳絡繰格闘伝
1995.??.??:天外魔境真伝

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