ニンテンドーDSi、オークションでは低調

11月1日に発売されたニンテンドーDSiですが、初回出荷の20万台はほぼ完売したようです。編集部のある新宿西口にある、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、さくらやで19時頃にチェックした段階では全ての店舗でホワイト、ブラックともに売り切れでした。ところで、新ハードの発売というと付き物なのが、転売目的の購入です。

任天堂 DS
ニンテンドーDSi、オークションでは低調
ニンテンドーDSi、オークションでは低調 全 2 枚 拡大写真
11月1日に発売されたニンテンドーDSiですが、初回出荷の20万台はほぼ完売したようです。編集部のある新宿西口にある、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、さくらやで19時頃にチェックした段階では全ての店舗でホワイト、ブラックともに売り切れでした。ところで、新ハードの発売というと付き物なのが、転売目的の購入です。

店舗側でも「一人一台、転売目的はお断り」というお店が大半ですが、そうはいってもスレ抜ける事例は後を経ちません。多くはインターネットのオークションサイトで売買されていると思われます。WiiやPS3の発売時にはオークションサイトで価格が高騰して注目を集めましたが、今回は事情が異なるようです。

ネットオークションの横断検索サイト「aucfan.com」(オークファン)で検索してみるとすぐに異変に気付きます。発売から3日後の4日23時に「DSi」で検索してみました。すると、オークションが一番盛んな時間帯であるにも関わらず、入札が入ったオークションはごく僅か。それも定価の18900円に対して19000円や20000円といった有様。ほとんどのオークションは出品者が決めた最初の価格から動きがありません。これでは例え売れたとしても購入の労力には程遠そうです。これは最大手のYahoo!オークションで見ても同じ状況です。

低調なオークションしかし、検索回数ではトップ


これには幾つかの理由が考えられそうです。

まずは、初回出荷が掃けてしまったとはいえ、今週中には追加で10万台の出荷が予定されていること。また、ゲームの最大の商戦期である年末にはまだ時間があり、多くの「サンタさん」にはまだ余裕があること。加えて、特に目立ったタイトルが同時発売になったわけでもないこと。カメラやストレージの内蔵などDSiならではの遊びの実現はまだ先になりそうなことなどが考えられそうです。

しかしオークションであまり盛り上がりがないとはいえ、国民的なゲーム機となったDSの最新バージョン。年末商戦には争奪戦が繰り広げられることが予想されます。今のうちに見かけることがあれば手に入れておいた方が無難かもしれません。

《土本学》

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