【TGS2009】『ゴースト トリック』ステージイベント一般公開日、スペシャルゲストは神谷英樹氏

東京ゲームショウ2009カプコンブースにて行われた『ゴースト トリック』のステージイベントの様子をレポートします。

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【TGS2009】『ゴースト トリック』ステージイベント一般公開日、スペシャルゲストは神谷英樹氏
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東京ゲームショウ2009カプコンブースにて行われた『ゴースト トリック』のステージイベントの様子をレポートします。



今回は一般公開日ということで、プロデューサーの竹下氏とディレクターの巧舟氏が登場。さらにスペシャルゲストとして、プラチナゲームスの神谷英樹氏も登場。イベントはトークショウ形式で進行しました。



神谷英樹氏は、カプコン社員時代に『BIOHAZARD 2』や『デビル メイ クライ』『ビューティフルジョー』など数多くの名作を手掛けたクリエイターです。Tシャツをみると「魔女裁判」と描かれたベヨネッタのTシャツを着ていました。ファンなら思わずニヤリとするデザインが◎ですね。

「僕はカプコンっ子ですからセガよりカプコン!今日このステージの為に来ました!」と神谷氏は挨拶し進行。まずは『逆転裁判』の頃の話から始まります。



『逆転裁判3』のゴドー検事の声を担当しているのが神谷氏で、その場で「異議あり!!」と生アフレコを行い、ファンサービスを行いました。「この為に練習してきました(笑)」と神谷氏。

この頃は声優オーディションなどはやってなく、当時『逆転裁判』の声優をやりたいと言っていた神谷氏がゴドー検事を担当することに。「異議あり!!」とお願いしたのに「異議ありだぜベイビー!!」と言われてしまい、結構気に入って使おうと思ったのですが画面に文字が入らなくて没になった経緯がありました」(竹下氏)と語りました。

思い出話しが尽きない中、いよいよ『ゴースト トリック』の話に入ります。



『逆転裁判3』が開発を終わった頃に『ゴースト トリック』の企画を考えました。「まだ神谷君がカプコンに居た頃で、一度企画書を見せた事があるのですが、何かアドバイスを受けたのですがまったく覚えてません(笑)」(巧氏)
「僕も全く記憶がありませんね。いいかげんな事をいったんでしょう」(神谷氏)

そしてゲームについて触れていきます。

「ゲーム中に表示されているキャラクターはポリゴンで動いているように見えますが、実はポリゴンではありません。高画質レンダリングしたのを取り込むという手間のかかる作業をしています。DSの画面で是非見てほしいです。DSではなかなか見れない、一見の価値ありです」(竹下氏)

■個性的なキャラクターについては?



「『ゴースト トリック』では画面が引いている視点なので、キャラクターがすごく動きます。なるべくシンプルにデザインをしましたが、頭の部分に特徴が多くなりました。『逆転裁判』とはちょっと違う方向性になっています」(巧氏)

■巧舟氏&神谷氏に訊く「ゲームを作るとは?」ファンに向けて

「僕にとってゲームを作るのは、平たく言うと生活そのものです。呼吸するようなものです。だから僕の全て入っています」(巧舟氏)

「ユーザーに娯楽を捧げるということで、僕はエンターティナーでありたいなと思っています。オリジナルタイトルで勝負に出るタクシューが頼もしく見えます」(神谷氏)

■最後に一言

「会社は今違うんですけど、カプコンとプラチナゲームスでまた何か交流が持てて楽しい事が出来たらなと思います。『ゴースト トリック』頑張ってください」(神谷氏)

「まだ製作途中の折り返し地点という所です。なんとか完成を目指して頑張りますのでよろしくお願いします」(巧舟氏)

「発売は2010年ということでもう少し先になりますが、面白いゲームに仕上がるよう頑張りますので『ゴースト トリック』をよろしくお願いします」(竹下氏)

イベントの最後に神谷氏が着ていた「魔女裁判」のTシャツを脱いで観客に投げるなど、ゲットした人はラッキーな事もありました。

巧舟氏の新作タイトル『ゴースト トリック』、期待しましょう!

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