「リメイクは知名度で決まっただけ。ゲームに情熱がない」オリジナル版のスタッフが『ゴールデンアイ 007』にもの申す

名作FPSのスタッフは、リメイクにもの申すようです。

任天堂 Wii
ゴールデンアイ
ゴールデンアイ 全 2 枚 拡大写真
名作FPSのスタッフは、リメイクにもの申すようです。

『ゴールデンアイ 007』はNINTENDO64用の名作FPS(一人称シューティング)。ファンの希望が叶い、ついにWiiでリメイクされることとなりましたが、元スタッフには不満があるようです。

オリジナル版のデザイナーであるMartin Hollis氏は、Official Nintendo Magazineに対し、以下のように語っています。

「今回のリメイクはこんな風に決まったんじゃないでしょうか。“これはネームバリューがあるから、使ってみよう”。私はActivisionの上層部がオリジナル版のゲームに興奮して正当に扱っているようには思えないんです。事実、彼らがどんなゲームに興奮しているところも想像できません」

ただ、リメイク版を作成するEurocomのスタッフに対しては「私は彼らを知ってますが、良い会社だと思いますし、ベストを尽くしてくれたと思います」と賞賛しています。

Wii版は黄金銃ならぬ黄金パッドを同梱、主役を最新のボンドであるダニエル・クレイグ氏にするなど話題を呼んでいますが、オリジナル版のスタッフには様々な感慨があるようです。

果たしてWii版はファンやオリジナル版スタッフの期待に応えられるものになるのか、11月の発売日が待たれます。

《水口真》

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