【Nintendo Direct】『マリオカート7』は「ひとりでもみんなでも大満足」―紺野氏と岩田氏が語る
「Nintendo Direct」の開催に合わせて『マリオカート7』のプロデューサーである紺野秀樹氏と岩田聡社長による「社長が訊く」がムービーで公開されました。最新作の魅力について語られています。
任天堂
3DS
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『マリオカート7』の特徴はネットワーク機能の強化です。
「すれ違い通信」では、3DSを持ち運んでいる間にすれ違った人と、自身のゴーストデータを交換することができます。「ネット越しの見知らぬ人ではなく、ある時に時間と場所を共有した人とのやり取りはまた異なる感覚がありますね」(岩田氏)。ゴーストデータ以外にも、生涯成績、すれ違い人数、レーティングなども交換されます。
交換したデータは『マリオカート7』内に用意された「マリオカートチャンネル」という場所に集まります。ここからゴーストデータを使って対戦することができます。ゴーストデータはタイムやコース取りだけでなく、「甲羅ばかり使う」「後半に勝負をかけてくる」などといったプレイスタイルの癖や特徴まで再現してくれるそうです。
『マリオカート7』ではカートにフレームやタイヤを組み合わせて自分好みのカートで遊べるようになっていますが、パーツの一部は当初はロックされています。ゴーストデータとの対戦でパーツのアンロックができるものもあるそうです。
また、「いつの間に通信」では任天堂のサーバーから自動的に20人くらいのゴーストがダウンロードされてくるそうです。このデータはグランプリで一緒に走る事ができ、8人(プレイヤーとゴースト7対)での対戦となります。ゴーストは速い人からゆっくりな人までバランス良く選ばれ、1回走っただけで、自分の実力が全体のどのくらいにあるのか分かるようになっています。自分のゴーストデータも自動的に任天堂に送信され、「いつの間に通信」の配信に使われるようです。
インターネットでの対戦ももちろん可能です。紺野氏によれば「8人、60フレーム/秒での対戦を実現するのはかなり大変だった」ということですが、自信のある部分でもあるようです。また、過去のシリーズでは対戦相手は「フレンドリスト」から選ぶか、あるいは「世界の誰か」からというように制限されていました。しかし今回は自分で最大8つまで「コミュニティ」を作成でき、14桁のコードを交換することでインターネットなどで友達を集めて対戦するのが容易になりました。
また、「すれ違い通信」ですれちがったプレイヤーとも簡単にインターネットでも対戦できるようになっています。
もちろんシングルモードも充実で紺野氏は「ひとりでもみんなでも満足できるゲームになっています」とコメント。7作目の出来に自信を示していました。
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