任天堂、パナソニックグループの画像処理ベンチャーに出資

パナソニックは、グループ会社のPUX株式会社と任天堂が資本提携を行うことで合意したと発表しました。

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パナソニックは、グループ会社のPUX株式会社と任天堂が資本提携を行うことで合意したと発表しました。

任天堂はパナソニックよりPUXの発行済普通株式のうち27%を取得。出資比率はパナソニック51%、任天堂27%、個人22%となります。

PUXはパナソニックの社内ベンチャー制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」により昨年4月2日に設立された会社で、主に画像処理技術をコアとしたソフトウェアエンジンの開発・ライセンス事業を行い、モバイル関連市場を中心とした企業への導入実績が増えているとのこと。既に任天堂の3DSやWii Uにもソフトウェアエンジンが採用がされているとのこと。

PUXは提携を通じて、将来に渡る協力関係の構築、PUXのソフトウェア開発ノウハウと任天堂のゲーム開発ノウハウを融合させた、新たなソフトウェアエンジン、アプリケーションソフトウェアの開発を加速させたいとしています。

PUXでは映像・音声コーデック、2D→3D画像変換、音声認識、音声合成、話者認識、手書き文字認識、顔認識、シーン認識、オブジェクト認識、ジェスチャー認識などの技術を保有し、様々な企業に提供しています。

ウェブサイトでは任天堂への導入の一例として、『東北大学未来科学技術共同開発センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』への音声認識、手書き文字認識技術の採用が紹介されています。

《土本学》

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