任天堂、擬似3Dに関する特許を申請・・・ゲーム体験を加速させる次のアイデアも紹介

任天堂がメガネ型のデバイスを用いて通常の2Dディスプレイ上で擬似3Dを実現するという特許を米国特許商標局に出願していたことが分かりました。

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任天堂がメガネ型のデバイスを用いて通常の2Dディスプレイ上で擬似3Dを実現するという特許を米国特許商標局に出願していたことが分かりました。

出願者はHoward Cheng氏(任天堂テクノロジーデベロップメント、ゼネラルマネジャー)ほか1名。

特許ではメガネ型のデバイスを使用し、プレイヤーの視点をトラッキング。そのデータを元に、パララックス・エフェクト(前景と背景の変化に差を付け擬似的な3D感覚を与える、iOSの壁紙でも採用)を作り出すことでプレイヤーに3D体験を与えます。

この特許を応用し、視点を移動することでゲーム中のオブジェクトを移動させたり、マルチプレイヤー時では、他のプレイヤーの視点を外れた位置を特定するなどのゲームプレイにも活用できるのではないかと特許では示されています。

また特許ではこのデバイスを更に活用してゲーム体験を加速させるアイデアとして、匂い(アロマの活用)、擬似的な風、温度(冷たい風を顔に吹き付ける)、感情検知(脳波、目の動き、心拍数)なども紹介されています。すぐに実現する事は難しいでしょうが、任天堂がどのような事を考えているのか興味深い内容です。

《土本学》

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