「天空の城ラピュタ」から『世界樹の迷宮IV』まで ─ 「山本二三展~風景が煌めく時~」開催、制作実演のイベントも

未知なる迷宮への探索に挑むダンジョンRPG。広大なフィールドを旅する冒険とはまたひと味違う興奮と手応えを感じられるこのジャンルは、古くから多くのユーザーに愛され続けてきました。

任天堂 3DS
「天空の城ラピュタ」から『世界樹の迷宮IV』まで ─ 「山本二三展~風景が煌めく時~」開催、制作実演のイベントも
「天空の城ラピュタ」から『世界樹の迷宮IV』まで ─ 「山本二三展~風景が煌めく時~」開催、制作実演のイベントも 全 1 枚 拡大写真
未知なる迷宮への探索に挑むダンジョンRPG。広大なフィールドを旅する冒険とはまたひと味違う興奮と手応えを感じられるこのジャンルは、古くから多くのユーザーに愛され続けてきました。

ダンジョンRPGと言えば今や様々なタイトルやシリーズがリリースされていますが、その中で大きな存在感を放っているもののひとつに、『世界樹の迷宮』シリーズが挙げられます。ポップな見た目とは裏腹に、歯応えのある戦闘や油断できないイベントの数々、多彩なクエストに育成と戦略が噛み合ったカスタマイズ性など、骨太なゲーム性に多くの人が惹かれ、リメイク作を含めこれまで5作ものタイトルを展開しています。

そんなシリーズのナンバリング最新作となるのが、ニンテンドー3DSに初上陸を果たした『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』です。本作は2012年7月5日に発売されており、今月で2周年を迎えました。ゲームとしての完成度の高さもさることながら、ダンジョンや街並みの美しさなどを記憶している方も多いことでしょう。

そんな印象深い『世界樹の迷宮IV』の背景美術を手がけた山本二三氏の展覧会「山本二三展(複製画+原画)~風景が煌めく時~」が、石ノ森章太郎ふるさと記念館にて7月19日より開催されます。嬉しいことに『世界樹の迷宮IV』の背景画も展示予定となっているので、山本氏のファンのみならず、本作をプレイした方にとっても見逃せないイベントと言えそうです。


◆第47回特別企画展 山本二三展~風景が煌めく時~


■開催期間:平成26年7月19日(土) ~ 10月13日(月・祝)
■開館時間:9時 ~ 18時 (入館は17時まで)
9月以降は、9時30分 ~ 17時 (入館は16時まで)

■トークショー&サイン会
・日時:平成26年9月13日(土) 13時から
・場所:記念館シアター室
・トークショー定員:70名(当日朝9時より受付にて入場券を購入の方へ先着順に整理券を配布)
・サイン会定員:50名(当日朝9時より受付にて入場券を購入の方へ先着順に整理券を配布。山本二三関連書籍を購入いただき、書籍へのサインとなります。ただし、購入冊数に関わらず、原則お一人様一冊まで)

■デモンストレーション(制作実演)
・日時:平成26年9月14日(日) 13時から(制作時間 1時間 ~ 1時間30分)
・場所:記念館シアター室
・定員:50名(当日朝9時より受付にて入場券を購入の方へ先着順に整理券を配布)

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


トークショーやサイン会も予定されているので、日程が合う方はこちらへの参加もご一考ください。特に、実際に制作している瞬間をその目に収めることができるデモンストレーションは、またとない機会と言えるかもしれません。

「天空の城 ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」などの背景画やイメージボードなども紹介されるとのことなので、記憶に残る一夏の体験として足を運んでみてはいかがでしょうか。

『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』は好評発売中。価格は6,279円(税込)です。

(C)Index Corporation 2007,2012 Produced by ATLUS

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース