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『星のカービィ ロボボプラネット』はむしろ名シーンが多すぎて困ったくらいなのですが、とりあえず2点選んでいます。まずは、プレジデント・ハルトマンを操っていた「星の夢」の正体が明らかになるシーンです。
ロボボアーマーに乗り込んだカービィは、ハルバードと合体して星の夢を止めようとします。星の夢はダメージを受けると次第に形態を変え、その真の姿を表します。その姿は、過去の『星のカービィ』ファンをひたすらに驚かせるものでした。
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星の夢を倒し、世界を救ったカービィ。しかし力尽きたのか目を閉じたまま動こうとしません。それを救ったのは、相棒として一緒に冒険をしたロボボアーマー。カービィを座席から離し、涙を流すかのように目の部分からオイルを漏らします。
ロボボアーマーが意思を持っておりカービィを助けたのか、はたまた単なる偶然なのか。いずれにせよ、名曲「ココロ・プラネット」と相まってプレイヤーの涙腺を刺激することは間違いないでしょう。