【TGS2017】Switch版『バイオハザード リベレーションズ』2作をプレイ!モーション操作が全くの別ゲーに進化させていた

9月21日から24日まで開催される「東京ゲームショウ2017」のカプコンブースにて、Switch版『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』『バイオハザード リベレーションズ2』の2作がプレイアブル出展されていましたのでハンズオンをお届けします。

任天堂 Nintendo Switch
【TGS2017】Switch版『バイオハザード リベレーションズ』2作をプレイ!モーション操作が全くの別ゲーに進化させていた
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9月21日から24日まで開催される「東京ゲームショウ2017」のカプコンブースにて、Nintendo Switch版『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』『バイオハザード リベレーションズ2』の2作がプレイアブル出展されていました。新たにJoy-Conによるモーション操作を追加したSwitch版がどのような仕上がりになっているのか、ハンズオンをお届けします。

2012年にニンテンドー3DS用タイトルとしてリリースされた『バイオハザード リべレーションズ』から始まった『リベレーションズ』シリーズ。2013年には据え置きとPC向けにグラフィックを向上させた『アンベールド エディション』が発売され、2015年には据え置きとPC向けにエピソード形式で展開する『バイオハザード リべレーションズ2』を配信。2017年8月31日にPS4/Xbox One向けにフルHD60fpsに対応した『バイオハザード リベレーションズUE』『バイオハザード リベレーションズ2』がリリースされています。


今回TGS会場で体験したNintendo Switch版は、PS4/Xbox One版をベースに新たにJoy-Conによるモーション操作やHD振動、おすそわけプレイ(リベレーションズ2のみ)といったSwitctならではの機能が追加されています。他機種に収録されていたDLC・多言語音声/字幕もすべて収録。

最初に『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』をプレイしました。会場では、TVモードでJoy-Conのみでの操作に。元々が3DS向けタイトルということもあり、TVモードでは1080p60fpsを実現。携帯モードでは720p60fpsとなります。


Joy-Conでは、ZLで銃を構えた際に右のJoy-Conでモーション操作によるエイミングができるほか、横に振ることでナイフ攻撃、縦に振ることでリロードが可能です。左のJoy-Conをマガジンに、右のJoy-Conを銃に見立て、マガジンを込めるようなアクションを取ることでもリロードが可能です。こちらのモーション操作はオプションでオンオフが可能で、なりきりたい人にはうってつけの操作になっています。

実際にモーション操作を体験して感じたのは、Wii版の『バイオハザード4』の発展型であるという印象。ボタン数はWiiよりも増えていますが、操作感覚はかなり似ています。筆者は3DS版、PS3版、Xbox360版、Wii U版、PC版の『バイオハザード リベレーションズ』をプレイしていますが、今回のSwitch版のプレイ感は非常に新鮮で、まるで別のゲームをやっているようでした。また、モーション操作以外にも、従来の操作も選択可能で、ZRで銃を構えXボタンで撃つクラシックな操作も用意されています。プロコントローラ―でのモーション操作は残念ながら対応していないとのこと。

振動機能は、SwitchのHD振動向けに調整されており、かなり複雑なバイブレーションを感じることができます。また、PS4/Xbox One版では振動しない場所でも新たに振動するよう設計されていると担当者が語ってくれました。


続いて『バイオハザード リベレーションズ2』をプレイ。本作も『1』とほぼ同じモーション操作によってプレイが可能。Xbox360版、PS4版、PC版、PS Vita版をプレイしている筆者ですが、こちらもモーション操作では新鮮なプレイ感を味わえます。

本作の解像度とフレームレートに関してですが、TVモードは1080pではあるものの、担当者によると、処理が重いゲームであるため、60fpsで起動させることは難しかったとのこと。しかし、グラフィックはまだ開発中であるとしながらもPS4版に迫る美しさで表現できており、非常に関心させられます。携帯モードでこのグラフィックの『バイオリベ2』を外に持ち出せるのも大きなアドバンテージです。


Switch版の大きな特徴としては、おすそ分けプレイによって、1台のNintendo SwitchでJoy-Conを分け合って2人でプレイできること。テーブルモードではかなり表示画面が小さくなってしまうものの、TVモードでは全く問題ありません。操作に関してですが、Joy-Conを分けての操作になりボタン数が少なくなるため、独自の操作方法になると担当者は語っていました。もちろん、ローカル通信も可能であるため、2台のSwitchを持ち寄ってプレイすることもできます。(『1』も同様)

Nintendo Switchの機能を活かすことで大きな変化をもたらしたSwitch版『バイオハザード リベレーションズ』シリーズ。これまで同作をプレイしたことあるユーザーも初めて触るユーザーも新鮮な気分でプレイできるでしょう。Nintendo Switch版『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』と『バイオハザード リベレーションズ2』は11月30日にリリース予定です。

※UPDATE:本文の内容を一部修正いたしました。

《Daisuke Sato》

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