『FGO』第2部の前にストーリーを振り返ろう~第四特異点ロンドンの巻~【特集】

iOS/Androidアプリ『Fate/Grand Order』第1部を改めて振り返る短期連載第5回目です。年末が迫ってきている第5回目の今回は「第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン」。

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『FGO』第2部の前にストーリーを振り返ろう~第四特異点ロンドンの巻~【特集】
『FGO』第2部の前にストーリーを振り返ろう~第四特異点ロンドンの巻~【特集】 全 9 枚 拡大写真

◆まさかのマキリ、そしてはじめましてソロモン王



マキリ・ゾォルケンの登場は『Fate/stay night』いちファンからしたらギョッとする出来事でした。劇場版でも登場している間桐臓硯その人なのですが、2004年で約500歳ということは、第四特異点では400歳ぐらい。ただ、上記で仮定したバベッジのように時間軸がずれた人物の可能性があるため、もっと若い可能性もあります。

そして1888年といえば、『Fate/stay night』世界では既に大聖杯ができている年代。とはいえ、『FGO』世界はそうした冬木の聖杯戦争の歴史がなかったことになっているので、あまり気にしなくてもいいのかなと思いますが、ゾォルケンは「抗おうと試みた」と話し、「あまねく人々の救済」を望んでいたことも話しています。強大な力に対抗する手段としては、やはり聖杯戦争のように強力なサーヴァントを呼ぶことを考えそうな気がしますが……そこでふと思い出しましたが、大聖杯の敷設には、キシュア・ゼルレッチ・シュヴァインオーグも同席していたという話があります。この第五特異点の世界では、その時にソロモンやレフが介入して、ゾォルケンを仲間に取り込んだのかもしれません。どういうこと?という方にご説明しますと、別の記事で書きましたが、ゼルレッチは並行世界への移動が可能な人物です。そして、本人が観測した世界は事実になってしまうのです。ということは、ゼルレッチがそれを観測したために、冬木の大聖杯が1800年に敷設されない、聖杯戦争の起きなかった時空になってしまったとか……?

ソロモンの話に移りましょう。初めてソロモンが目の前に登場したのもこの特異点。アンデルセンのかしこい推理により、グランドクラスという存在が明かされました。今でも謎が多く、山の翁、マーリン、ソロモンの3名しか明かされていませんが、今後他のクラスは出るのでしょうか……?そしてグランドクラスと言えばプライミッツ・マーダーですが……うーん。この話はまた別の章の記事で書きますね。


そしていよいよ姿を現したソロモンですが、手を上にあげている立ち絵で左手の中指の指輪の色がかすかに違うのが分かります。指輪の話については第五特異点に書かれていますが、見て分かるようなヒントもあったんですね。この時は目の前にソロモン王がいて激しく動揺していたロマニですが、立ちすくむマシュに対し「君の中の英霊は聖杯に選ばれた英霊だ!」と声をかけます。サーヴァントとしては当たり前のことですが、ギャラハッドは生前本当に聖杯に選ばれた英霊なので、二重の意味がありました。

◆まとめ



この章は情報量がとにかく多かった印象です。ロンドンの怪異を調査するという行為は、普段の冒険とはまた違った面白さがありました。あとソロモン、グランドクラスの他にも、星の属性というワードも出てきましたしね。オケアノスでメディアリリィちゃんが「星を集めて」と言っていましたが、サーヴァントとの絆だったのか。それともクリティカルスターだったのか。ビーストに対抗できる星属性のサーヴァントだったのか……いや、全部必要ですよね!あと個人的にランサーのアルトリア・ペンドラゴン[オルタ]がにゅっと登場したことが大変気になっているんですけど……ただの偶然なのでしょうか?

星属性も物語上重要になりそうな気がするなーということで、2部に期待したいです。ということで次回は「第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」を振り返ります。お楽しみに!


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『FGO』ネタバレ有りで振り返る第1部~第三特異点オケアノスの巻~【特集】

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《タカロク》

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